核戦争の足音は着実に近づき、よもやよもや核ミサイル発射の瞬間は最終段階に突入した。……という状況が、ここ何ヶ月も続いております。特に日本はお隣の国からのミサイルが常時飛来してくるにあたり「ミサイル慣れ」している感も否めません。ウクライナの惨状を鑑みると、着弾は明日は我が身です。そんな中、それを恐れてかこちらの方も、この世界情勢を危惧しているのです。
スフィンクスが目を閉じた……何が始まるんです。
スフィンクスといえば、エジプトのピラミッドの前に置かれている像です。エジプト神話やギリシア神話などに登場するライオンの身体と人間の顔を持った神。
もちろん、人間がつくった像ですので、年々侵食がすすみ、現在はボロボロな状態となっております。しかし、自ら動くなんてことはなく、いつ見ても同じ状態です。
ところが、最近SNSでこんな噂があります。
「スフィンクスの目が閉じた……」
まさか、そんな事があるはずがありません、スフィンクスは像です。もっと言えば石であり、自分の意思で動くなんてことはありえません。
とはいえ百聞は一見にしかずということもありますのでさっそく見てみたいと思います。その問題の症状を確認すると……。
た、確かに目を閉じている。
一体どういうことなのでしょうか。そもそもスフィンクスの目は、どうなっていたでしょうか。あまり記憶に無いという方も居るのかもしれれないので、通常の状態と比べたものを見ていただければと思います。
こちら、通常のものと比べたものです。
確かに、明らかに左側は目が閉じております。
ネットでは「核戦争の前触れではないか」「何か不吉なことが起きるのではないか」「地球規模の気象変動があるのではないか」
様々な憶測が飛び交っております。
ただし、これに対しエジプト政府観光局いわく「この写真は真実ではなく、目を閉じているように見える角度から意図的に撮影しただけだ、もしくはフォトショップをつかっているのではないか」
と、お役所のような夢も希望もない、マトモな見解。
仕事上仕方のない発言ではありますが、せっかくミステリアスで好奇心をくすぐられる観光地エジプト「ギザの大ピラミッド」。「ファラオの呪いかもしれない」とか、もう少し夢のある見解を述べてほしかったものですね。
Source:デイリー・ミラー