夏の食卓といえばそうめん。茹でるだけで手軽に出せる上に「夏バテ」で食欲がない時にでも、無理せずに食べることが出来るのが魅力です。そんな「そうめん」なのですが、なんと10秒ほどかき混ぜながら茹でて放置するだけでおいしい「そうめん」が食べられるというではありませんか!それなら「1秒も茹でずに」調理したらどうなるかと興味が湧いたため、実践してみます。
「そうめん」を10秒茹でてから火を止めるだけのライフハック!
通常そうめんは「1分半から2分程度」の茹で時間のものが多いのですが、沸騰させたまま10秒かき混ぜて火を止めて待つだけという簡単な茹で方。いや、ほぼ茹でていませんね・・・では、これを全く茹でない場合はどうなるのでしょうか!実際に試してみることにします。
そうめんはもう茹でないでください!!
深めのフライパンにお湯を沸騰させ、そうめんを入れて10秒だけかき混ぜたら火をすぐに止めてフタをするだけ。数分後にはちゃんとそうめんになっています!
沸騰させ続けるよりもヌメリが少なく、つるんと美味しい仕上がりに
何より、暑くないのが良いです!! pic.twitter.com/SvoO3zAYwX
— Swind/神凪唐州@作家・ライター・名古屋めし料理家%中日新聞Webでレシピコラム連載中🍙 (@swind_prv) June 25, 2021
「そうめん」を茹でずに熱湯に浸けるだけの調理法を試してみた
確か「そうめん」なら家にあったはず・・・と思ったら「ひやむぎ」でした。デジャヴのように、つい最近同じことをやらかしたのを思い出します。味的にはそんなに変わらないのですが、茹で時間が圧倒的に違うんですよ。5分の茹で時間なので、なんとなく7分熱湯に浸けておけばいいんじゃないかと。
フライパンに600mlの水を入れてお湯を沸かします。あとで気づいたのですが、ここは1人前(100g)あたり1,000ml以上お湯を沸かすようにしたほうがいいでしょう。お湯が少ないと麺同士がくっつきやすくなるので注意!
ここでツイート主さんは火をつけたまま10秒ゆがくようなのですが、筆者の場合は思い切って火を消してから入れることに。つまり茹で時間ゼロ秒。
標準茹で時間が5分の「ひやむぎ」なので、このまま7分ほど待ちます。
7分後・・・見た目は問題なさそうですが、少々水が少なかったため麺同士が張り付いてしまっている箇所がありました。
冷水で締めて完成でーす!触ってわかる、これ・・・かなりウマいぞ!
茹でない「そうめん」・・・ではなくて「ひやむぎ」を実食!
それでは、チキンラーメンよろしく茹でずに作った「ひやむぎ」をいっただきま~す!・・・お!これは普通にウマい!めちゃくちゃ違うとは正直思いませんが、普通に5分茹でるのと同じかそれ以上のコシがあります。
よーく味わいながら食べると、普通に茹でるのに比べ「小麦」の味がダイレクトに口の中に広がってきます。ツルっとした喉越しは通常時とさほど変わりませんでしたが、特に面倒な工程が必要になるわけではないのもありがたいところです。
茹でずに食べられる「ひやむぎ」は思った以上の味。あまりに時間が短いと芯が残りそうなので、標準の茹で時間より少々長めに置くのが良さそうです。ガス代の節約にもなりますし、騙されたと思って一度試してみてはいかがでしょうか。ごちそうさまでした!
以前試してウマさが劇的にアップした、梅干しを入れて茹でる方法。今回の方法でも梅干しを入れておけば、もっと美味くなるような気がします。
画像掲載元:SS.ナオキ