有害でミステリアス過ぎる緑のスライムが街を襲う現象が話題に

スライムというものはゲームの中においても極めて弱く、そして最も最初に人間を襲うモンスターとして知られ、とにかく弱いという印象のキャラクターです。もちろん現実世界にそんなモンスターが居るわけではないのですが、数々のゲームや物語において描かれているということは何らかの元ネタがあるのではないかと考えてしまいます。そんな中、こちらの液体が話題です。

ミシガン州で謎のスライムが出現

話題となっておりますのは、ミシガン州の道路に出没した謎のスライム。緑色で粘着性のある物体です。写真では、道路脇からジュルジュルと吹き出している様子が伺えますが、まさか本当にこの世の中にスライムが存在するのでしょうか。

実はこれ、近くの工場から漏れ出した液体で、なんと発ガン性物質が含まれている「六価クロム」スライムだということです。当局は「直ちに人体に影響はない」と主張しているというわけですが、本当に安全なのかどうか心配ではあります。

金属の錆を防ぐために使用される六価クロムは、口から吸入または消化された場合、肺、胃、腸などの癌を引き起こすと言われております。タバコなどにも含まれるケースがあります。

有害物質は除去されましたが、土壌または地下水の汚染は修復されなかったということです。

単なるスライムならば我々でもギリ倒せそうですが、有害物質を含んだスライムとなると、人体に毒物がまわるため少なくともキアリーを覚えておかないと、旅の途中で命を落とす危険がありそうですね。

海外でスライム化したサルも話題ですが、彼は毒はない。

そういった意味合いではコイツはスライムではなく、バブルスライムです。

画像掲載元:写真AC