全国の皆さんに知って欲しい、積雪時にチート級に快適に過ごせる方法

現在急激な寒波の影響で、日本列島の日本海側で異常気象クラスの積雪を記録しています。SNSなどでもの凄く降り積もった雪の画像を見るたび、北海道民の筆者は「わかる...わかるぞ!」となっております(逆に何故か札幌は今年、積雪少ないですが)。まあ一過性のものだったらちょっとはしゃげるかもしれませんが(雪かきする人はたまったもんじゃないでしょうけど)、この状態が3か月はデフォになる北海道の知恵を今こそ皆さんに伝授したいと思います。

雪国だけでしか売っていない「スノトレ」

北海道の小学生はほぼ必ず履いたことのある「スノトレ」。スノートレッキングシューズの略称で、完全に冬用の靴です。靴底に収納可能なスパイクがデフォルトで装備されています。子供のころは、なんだか忍者の暗器のようでカッコいいなと思っていました。

靴下は2枚履き、3枚履き

外に出て、30分も歩いていると指の先の感覚がなくなってきます。そして室内に戻った時の痛さといったら。それほどの寒さでなくとも、靴の中に雪が入ってしまうと指の先が凍傷になってしまうこともあるので、靴下は重ねて履くのが北の人間の常識です。ファッション誌っぽく言うと「正解」です。

圧雪が一番滑るのは0度前後。-20度を超えると案外滑らない。

圧雪とは、雪が踏みしめられ固まった状態を指します。必然、北海道の冬では道路が圧雪アイスバーン状態が続きます。しかし、実は氷が滑るのではなく、氷と靴の溝の間にある水が原因で滑るので、一番滑る温度は0度前後なのです。むしろ寒すぎる地域だと、普通に乾いた道路くらい滑らないという事も。なので問題なく歩けるのですが、何なら道民は0度前後の圧雪アイスバーンの上でも転ばずに走れたりします。所詮圧雪アイスバーンはレア度星2くらいなので、星5のミラーバーンなんかに比べれば大した事ありません。

北から目線のキツイ記事になってしまいましたが、この情報が皆様に快適な積雪ライフをもたらしてくれることを望みます。

画像掲載元:秒刊サンデー