200円のミニチュア習字セット、実際に書けるというので「今年の漢字」を予想してみた

ミニチュア習字セット

image:秒刊SUNDAY

今やどこに行っても目にすることが多いカプセルトイ(ガシャポン)ですが、いつのまにか200円を飛び越えて300円商品が主流になっていました。そんな中、珍しく200円商品を発見!しかも実際に書くことが出来る「ミニチュア習字セット」ということで、実際に購入して「今年の漢字(2021)」を予想して書いてみることにしました。

ミニチュア習字セット、なんと200円!

なんとなく買い物(主にCD)をしていたら、目の前に現れたガシャポン。ほぼほぼ300円、400円や800円というガシャポンに混じって、200円商品を発見!見た目もなんかエモいし、実際に書けるという優れモノ。ミニチュア習字セット「4」ということで第4弾なのでしょうか、人気シリーズになっているようです。

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こんなの買うしかないでしょうが!コンプ……は財布的にアレなので、1個だけ買ってやりましたよ!!

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「ミニチュア習字セット4」実際に使ってみました

全5種の中から引き当てたのは「千鳥」柄でした。幼い頃書道の特待生だった筆者にとって、習字セットを見ると幼い頃の(辛い)思い出が走馬灯のように蘇ってきます。

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ケースの中身は「墨(レプリカ)」「硯」「文鎮」「筆」の4種類。さすがに下敷きまでは入っていませんが、200円ですから仕方ありません。

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iPhone7と比較するとご覧の大きさ。おわかりいただけますでしょうか、かなり小さいんですよ……しかし、ひとつひとつのクオリティは抜群!ケースだけで200円と言われても納得するしかないレベルの商品。

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実際に使えるという「筆」ですが、これは筆ではなく「ハケ」なのではないでしょうか……これでキレイな字を書くのは、相当難しそう。

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フェルトで下敷き、コピー用紙で半紙を作っておきましょう。

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どうでしょう!なんとなくソレっぽくなりましたよ。

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墨がなかったので、ぺんてるの絵の具(黒)で代用することにしました。

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今年の漢字(2021)を予想してみました……

実際に書こうとしても、これは無理!紙が大きければ書きようがあるのですが、筆とサイズを合わせた半紙では何を書いても判別不能です……米粒に絵を描けるレベルの達人でしたら書けないこともないと思いますが、凡人の筆者にはどうやったって無理っす。

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大きめの紙に書いたら、なんとか書けました。筆者の予想する「今年の漢字2021」は「苦」です。マスクで息苦しい、コロナで家計が苦しい、なんかもう生きるだけで苦しい、苦虫を噛み潰すような出来事、苦悩、苦痛……こんなに苦しい年があったでしょうか。2022年は良い年になることを期待しての「苦」でした。

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200円のミニチュア習字セット、このまま手元に置いておきたくなるクオリティでした。ただし、筆は実用レベルではないため「書く」ことに関してはオマケのオマケだと思っていただければと。置いて楽しむ「習字セット」としては120点といっていいでしょう。もう一つ保存用に買ってこようかな……

昭和生まれの筆者、習字セット(書道セット)といえば上記のようなものを思い出すのですが、どうやら令和時代の習字セットはとんでもないことになっているようです。

画像掲載元:SS.ナオキ