東北新幹線が地震で脱線するも、大事故に至らない事実にネット衝撃

東北新幹線

image:写真AC

16日午後11時36分ごろ、宮城県と福島県で震度6強を観測する大きな地震が発生しました。それとともに、現在でも停電などの被害が発生しております。そんな中、注目したいのが、地震のさなか走行中だった「東北新幹線」です。新幹線といえば、日本でも「安全」と言われる乗り物。しかし通常では200キロ近い速度で走っております。果たしてそんな新幹線が地震にあったらどうなるのでしょうか。

16日の地震で東北新幹線が脱線

16日の地震により、福島駅と白石蔵王駅の間で脱線した東北新幹線下りの「やまびこ223号」。やはり、地震という自然災害を前に、安全な新幹線もなすすべなく、脱線してしまう……。

と、安易に考えてしまいがちですが、実はそうではありません。震度6強の地震が発生し、しかも走行中だった新幹線の約100人の乗客と乗員にけが人はいないとのこと。

参照:東北新幹線福島―白石蔵王間で脱線 乗客・乗員約100人にけがなし

これは奇跡、いやこれぞ「安全」の証なのである。

鉄道ライターの「土屋武之」さんは「上越新幹線脱線事故」の教訓が生かされていると、評価。また高架橋の橋脚を強化していることも付け加えている。

このような状況にネットでは

「やはり日本の鉄道技術ってすごいんだと改めて思った」「すごすぎるとしか言いようがない」「乗務員・乗客のけが人ゼロってのは人への安全は守ったという証」などとコメント

新幹線の安全性に多くの方が驚いているようです、

とはいえ、今後どのような問題が起きるかわからないのが、日本の災害。東日本大震災を超える災害が来ないとも言い切れない。

そのためにも、我々は常に防災意識やBCPなどしっかりと対策する必要があるのかもしれません。