リアルハウルの動く城、本当に歩く巨大建造物が上海で話題に

image:STUDIO GHIBLI

ハウルの動く城といえば、スタジオジブリの名作であり、声優が木村拓哉という点からしても話題にもなりました。やはり宮崎駿の独特の世界観と、表現力は目を見張るものがあるわけですが、実際はそんなアニメのようなものが現実にはあるはずもないわけです。しかしこちらはそんなアニメの中のようなアレが現実になっております。

動く城・・・ならぬ、動く学校

ということでこちらの学校を御覧ください。なんと歩きます。

って歩く言うても、どうせ秒刊SUNDAYのいつもの大げさなタイトルなんじゃないの?と思うのかもしれませんが、そうでは有りません。本当に歩くので、そんな期待をいい意味で裏切ります。

上海にあるラゲナ小学校は1935年に建てられたようですが、どうしても移動させなければならない問題が発生。今回は学校自ら「歩く」という方法で移動させたようです。

image:STUDIO GHIBLI

おいおい中に、カルシファーでもいるのか?と言うわけですが、まずはその映像をご覧ください。

そんな学校があるくわけが・・・

歩いとるわ。

これ完全に学校歩いているわ。
築85年のこの学校は、全体を地面から持ち上げ、その名も「ウォーキングマシン」と呼ばれる新しい技術を使用し、新しい場所に移動したという。

どうやらこの学校が「歴史的建造物」ということで、保存するために60メートル近く移動させたとのこと。

学校の下には、200足もの足を装着。そのまま学校を持ち上げ、ロボットのように歩かせる。もちろん電気ですので残念ながらカルシファー的な魔法ではないのですが、いずれにせよ魔法に近い中国の謎技術であることには間違い有りません。

image:STUDIO GHIBLI

日本でもジブリ作品のイラストが無料開放になり、なかなかいい時代になりましたが

どうせなら移動後もしばらく歩かせて、見物客からお金を徴収すれば、ちょっとした小遣い稼ぎにはなるのかもしれませんね。

Source:DailyMail

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