最近ではあまり見かけなくなりましたが、日本の伝統的な霊柩車といえば、金の装飾をあしらった豪華絢爛なもの。通常の車を改造して作られるものですが、見た目のインパクトはかなりあります。そんな豪華な日本の霊柩車ですが、どうやら最近海外でも見かけられネットでも話題となっているのです。いったいなぜ日本の霊柩車が走っているのでしょうか。
イギリスで日本の霊柩車が走っている!?
こちらが話題となっている霊柩車。日本人であれば、ある意味おなじみの車ですが、海外ではめずらしいもののようで、度々オークションに出され人気になるというのです。
価格は120万円ほどで、割とお手頃価格なのです。
それもそのはず、元は黒の1995年式キャデラックを改造し、すでに22,000キロを走っている。かなりの中古品である。おそらく日本でいっぱいご遺体を運んだのでしょう。
実は英国でも純粋な仏教徒が増えているといい、そのために利用することも多いようです。しかし、それとは別に、霊柩車の美しさに取り憑かれ購入してしまうニッチなファンもいるとのこと。
Twitterでは「Buddhist Hearse」と検索すると、立派な霊柩車がまるで「インスタ映え」よろしく、SNSに投稿されている。
まるで「我が子を見てくれ」といわんばかりの自慢の霊柩車を載せている様子に、我々日本人は何を思えばよいのか、頭が混乱しそうになります。
はたして、日本の霊柩車は、オリジナルの日本では数を減らし、海外でジワジワと増えてくるのでしょうか。
Source:デイリー・スター