答えたくないことを答えさせる、怖すぎる心理テクニックが話題に

image:秒刊SUNDAY

世の中には会話に関する多くのテクニックが存在しています。その中には、会話をスムーズにしてくれる効果があり、かつ容易に実行できるものも少なくありません。現在ネット上では、そんなテクニックの一つが有用だと話題になっているようです。特に、”相手が答えたくないことを教えてもらう必要がある”というケースでは有用なものとなりそうです。

例えばアルコール依存症患者に・・・

そんな質問に使えるテクニックを紹介し、話題になっているのはこの投稿です。

アルコール依存症の人にストレートに「酒量はどれくらいですか?」と聞くと反発されるが、「おすすめは?」「どれくらい飲めるんですか?」と聞き方やアプローチを変えることで嬉しそうに回答してもらえるというもの。確かに聞き方を工夫されているだけで、酒量を尋ねる質問の趣旨は変わっていません。

他の場面でも使える場面は多そう

この投稿に対し、「会話における素晴らしい工夫」とSNS上で注目が集まっているようです。

また、賛同の意見だけではなく、「タバコでも使える聞き方」「他のことでも使えるコミュニケーション術だと思う」などの感想も寄せられています。

確かに、相手の答えたくないことを聞き出す上で質問の仕方は非常に重要になります。

また、少し状況は代わりますが「この工夫はナイトワークの方も実践している」との投稿も見受けられました。コミュニケーションが重要な職種の人はさまざまな面で工夫をされているということでしょう。相手が気分良く話せるようにしてあげるのも気遣いと言えます。

「コミュニケーションの取り方で結果は変わってくる」との感想も。ホント、その通りだと思います。

同じ質問でも聞き方を変えること

今回の質問のテクニックに対しては下のような感想や意見も見られます。

「相手の気分を良くして情報聞き出すのは大事な話術。ただし付き合いの長くなる相手には使えない(使わない)」といった意見もあれば、反対に「聞き方一つで大きな信頼を得られる」といった声も。無闇に使うべきではないかもしれませんが、上手な活用ができれば良い人間関係を築けるということかもしれません。

筆者はこれまで1日何十人も相手に喋りっぱなしという仕事がいくつかありましたが、今回の”話の着地は変えずにアプローチを工夫する”というのは極めて有効な気がします。

以前紹介した、”共通項がある方が親しみを持てる”と併せて仕事や人間関係に活用してみては如何でしょうか。