金ローでプラダを着た悪魔、公開当時との違和感を抱く声続出の事態に

image:秒刊SUNDAY

16日、金曜ロードショーで名作映画「プラダを着た悪魔」が放送され、多くの視聴者が楽しんだようです。「プラダを着た悪魔」は2006年の映画であり14年ほど前のものですが、今見ても名作と感じる人が多いのではないでしょうか。しかし、映画公開当時と今では当然のことながら社会背景も異なっている部分が多く、ネット上では違和感を抱くという人の声が多く投稿されているようです。

金曜ロードショーで「プラダを着た悪魔」が放送

16日、金曜ロードショーにて「プラダを着た悪魔」が放送されました。大ヒットとなった本作、2006年のものとは思えないハイセンスなファッションは今見ても魅力的と感じる人が多いようです。上記の画像一つとっても絵になってカッコいいですよね。

当時とのギャップを感じるとの声続出

テンポよく楽しめる本作。ジャーナリストを目指すアンドレアが、カリスマ編集長であるミランダの横暴ともいえる無茶な指示に耐えながら、ファッションや仕事の楽しさに気付き、そして成長していく物語です。

見どころの一つであるミランダからの無茶な指示の数々。もちろん、これらは映画ならではの厳しい上司の表現です。

しかし、今と当時とではこの鬼上司ぶりを見ても異なる印象を抱く視聴者が多くいるようです。

SNS上を見ると、「ミランダの行為はパワハラだけど当時は当たり前だったんだろう」「主人公の成長は面白いけど、今見るとパワハラ映画としか…」「庶民のファッションを見下す発言とか、パワハラもそうだけど今の時代ではどうなんだろう」など、”パワハラや高圧的な接し方が気になる”という感想も多く寄せられているようです。

確かに、雑誌と関係のないミランダの子どものために発売前のハリーポッターの原稿を持って来い等の指示には思わず「マジか」と思ってしまいます。

しかし、「その難題をこなしたシーンが一番好き」というコメントも寄せられています。確かにスカッとするシーンでもありますね。

気になることはあるけどやっぱり名作

とはいえ、上記のパワハラなど現代との違和感を抱く部分は多々あるものの、映画として「今見ても面白い!」という感想も多く見られます。

中には「今パワハラと戦っている人は絶対見た方がいい。それくらい良い映画」という投稿も。

確かにアンドレアの努力や仕事への工夫が胸を打つシーンも多くある本作。「仕事へのモチベーションが高まる」という投稿もあるので、仕事で行き詰まっている人には特に響く映画作品と言えるかもしれません。

来週の金曜ロードショーは作中でも登場した「ハリーポッター」。次週の金曜日もテレビにくぎ付けになる人が多くなりそうです。

source:金曜ロードシネマクラブ