吹いても鳴らないパインアメ、穴が空いているとんでもない理由が明らかに

image:写真AC

昔から長く親しまれているパインアメ。現在でもスーパーなどに陳列されていることもあり、懐かしくてついつい手に取ってしまうという大人の方も多いのではないでしょうか。パインアメのトレードマークといったら真ん中に空いた丸い穴ですが、誰しも1度は鳴ると思って吹いた方もいると思います。吹けども吹けども音は鳴らないわけですが、それではなぜそんな勘違いを消費者にさせるような穴を作ったのでしょうか。そこにはとんでもない理由が隠されていたのです。

パインアメは鳴らない

穴が空いたラムネのフエラムネと同じように、パインアメだって穴が空いているんだから鳴るだろう。そう思ってパインアメと格闘した人は数知れずいるかと思います。

しかし残念ながら「パインアメは鳴らない」と、公式が発表してしまっているのです。

パインアメは吹いても鳴らない事を伝えるため、「( ´◎`)スー」という顔文字まで誕生してしまう事態に。ピーではなくスーという文字が、音が鳴らないもの悲しさが感じられるようです。

では、なぜフエラムネと混同させるような穴が空いているんだ!?穴があったら吹く。この行動は正常な行動でありマストではなかろうか。

消費者に誤解を与えるような商品を作って良いのだろうか?・・・と疑問に思った筆者マギーでしたが、パインアメの穴には衝撃の理由が隠されていたのです。

パインアメに穴が空いているとんでもない理由とは・・・

パインアメに穴が空いている理由、それは「パイナップルに似せるために開けられている」だったのです。

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発売当初は穴が空いていなく、扁平な飴に輪切りのパイナップルの模様を型押ししただけの物でしたが、高級で庶民の憧れだったパイナップル缶のパインに似せるべく先代の社長が”飴に穴を開けないと完成品じゃない”といって穴開きのパインアメの製作に取りかかったことで、現在のような穴あきのパインアメの形になったようです。

source: パイン株式会社 パインアメの秘密

鳴らすことを前提に作っていないと言う事ですが、鳴らせるという方もいるようです。

今はパイナップル缶は気軽に手に入るお手軽フルーツとなり、マクドナルドでハワイアンバーガーが発売されるなど日本人の食に浸透していますが、パインアメの穴には先代社長のこだわりと企業努力が詰まっていることが伺えました。

source: パイン株式会社