映画ピーターラビット、予想外の内容にアウトレイジを彷彿とする視聴者続出の事態に

ピーターラビット

image:秒刊SUNDAY

25日、映画「ピーターラビット」が金ローで公開されました。ピーターラビットといえば、原作である絵本の暖かみのある絵柄が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。そんなピーターラビットの映画ということで、未視聴の人は映画も癒やし系の物語ではと思っていた人も多いようです。しかし、実際の内容はというと原作のイメージとは大きなギャップのあるものとなっており、「こんな酷い物語なの?」と驚きの声がSNS上には多く寄せられているようです。

金ローで「ピーターラビット」が公開

「ピーターラビット2」の公開開始ということもあり、25日、映画「ピーターラビット」が金曜ロードショーで放送され話題になりました。

本作はいたずらが大好きなうさぎのピーターの日常や恋を実写やCGを交えて制作された作品として注目されていました。世界的なベストセラー作である絵本の映画化ということで気になっていた人も多いでしょう。

映画ではピーターをはじめとする動物たちと、彼らを疎ましがるマグレガー、自然や動物を愛する優しい女性ビアといった登場人物が主軸となっています。

映画内容にツッコミ殺到

何となくですが、絵本のイメージから映画もハートフルな内容なのかと思っていましたが、実際には大きく異なった内容となっていました。SNS上でも作品内容に様々なツッコミが寄せられ、同様の驚きを感じた人は少なくないようです。

特に力を入られているピーターたちとマグレガーとの闘争はコメディタッチで描かれているものの、ダイナマイトを投げつける、自宅の周辺に高圧電流が流れる罠をしかけるといったかなり激し表現で描かれています。

「登場人物全員まともな奴がいない」「ピーターラビット一味が害獣にしか見えないけど根本的に元から土地に住んでた動物達を追い出して家を建てたのがマグレガー爺さんなのでこの闘争に正義も悪もない」「ウサギの味方ヅラするヒロイン(ビア)、ウサギどもの表面しか見てないので全然理解者じゃないのも凄い」といったように、上記で触れた主な登場人物たちの対する様々な反応が見られます。

中でも印象的なのは「ピーターラビットは子どもが見られるアウトレイジ」といったように、あの名作ヤクザ映画である「アウトレイジ」を想起する人が多いことでしょうか。

またこれは映画としてアレンジされたからかと思いますが、公式サイトにて原作1話にあたるストーリーが下記のように紹介されています。

でも、ピーターラビットのお話は、かわいいだけじゃないんですよ。皮肉やユーモアが織り交ぜられ、大人も楽しめる奥深い作品。

ピーターのお父さんは、マグレガーさんの畑で事故に遭い、マグレガーさんの奥さんに肉のパイにされたという衝撃の事実が語られています。実はこの奥さんこそが一番怖いという噂。別の絵本では「あたまをちょんぎってやる」なんて言うのですから!

Source:ピーターラビット

「お父さんが肉のパイにされた」とは子どもがショックを受けそうな内容も。というか、”皮肉やユーモアが織り交ぜられている”というのは原作からなようです。

とはいえ、想像していたものとは違いますが、映画自体は笑いながら見られる内容となっていますよ。公開中の「ピーターラビット2」に関しても興味のある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

Source: 映画 ピーターラビット 公式サイトピーターラビット 公式サイト