菅首相らパラリンピック前夜祭で40人のパーティー開催、理解できないと国民が批判殺到

image:写真AC


政府や都道府県などの行政は新型コロナウィルの感染拡大防止のため、国民に飲み会や大人数での会合、帰省の自粛などをお願いしている状況です。様々な制限が国民に降りかかる中、8月24日にパラリンピックが開催され各国から選手や関係者が来日しています。この度、パラリンピック開催に先立ち、会長などを招き菅首相ら40人が集まり歓迎会が行われました。この報道により、自粛している国民をなめているのではないかと、一部ネット上に批判が寄せられたのです。

40人でパラリンピック前夜祭

組織委は23日夜、IPCのアンドリュー・パーソンズ会長や理事らを招き、橋本聖子会長主催で「IPC歓迎の夕べ」を開催。菅義偉首相や東京都の小池百合子知事ら約40人が出席した。

source:スポニチアネックス

菅義偉首相や東京都の小池百合子知事を含めた約40人が、パラリンピックの前夜祭ともとれるパーティーを開催したことが報じられました。

大勢の人数が集まることに対し、感染リスクの質問をした記者に対して高谷正哲スポークスパーソンが「質問の意図するところが分からない」と、開き直りともとれる回答に批判の嵐となったのです。

飲食を伴わないパーティー、40人でも不要不急にならないの?理解できないと炎上

国民には自粛自粛とお願いをしているにもかかわらず、パラリンピック歓迎会は40人集まっても「社会の慣習では適切な対応」と高谷正哲スポークスパーソンが発言したことで、多くの国民が批判のコメントをネット上に寄せていました。

「散々政治家がルールを守らないと批判され、挙句に選挙に負けても、まだパーティーは外せない?」「国民には自粛しろ、集まるなと言っておきながらオリパラは例外、こんな理屈がまかり通る日本は狂っている。 」と、40人集まった会合に理解できない様子がネット上から伺えました。

40人集まった会合があったことで批判があり、その後の開き直りともとれるコメント発表で更に火に油を注ぐこととなってしまいました。

IOCのバッハ会長も23日に来日し、隔離期間なしで24日の開会式に参加することから、オリンピックとパラリンピックが例外的扱いになっていることに不満をあらわにしている国民が多くいることが伺えます。