新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中、東京オリンピックは中止されることなく開催されております。このまま無事に終わればよいのですが、この状況で感染者の増加に歯止めが効かなくなれば、中止の可能性も現実味を帯びてきます。そんな中、全国知事会が出した「国民向けのメッセージ案」が波紋を呼んでおります。
都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則中止について
都道府県境またぐ旅行・帰省は原則中止をhttps://t.co/bbDUX2byzj
— 共同通信公式 (@kyodo_official) August 1, 2021
問題となっているのは、全国知事会が出す国民向けのメッセージ案です。具体的な内容は以下の報道にあるとおりです。
全国知事会は1日、夏休み中の都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則中止、または延期するよう求める国民向けのメッセージ案を示した。やむを得ず移動する場合は、事前にPCR検査を受けるよう訴えた。
引用:共同通信
このメッセージ案を読むと、昨年同様、なかなかハードルの高そうな夏休みとなりそうです。無論、緊急事態宣言が発令されている地域は仕方のないことです。
この報道内容にネットでは「国境をまたいで、運動会を開催しているわけで」「都道府県境を跨いで五輪を開催しているのに」「今更誰も聞かないような気がするけどな」など呆れたコメントが寄せられております。
一方でIOC曰く、オリンピックは「パラレルワールドみたいなもの」なので無関係との認識を示しております。
果たして、全国知事会によるメッセージは、国民に受け入れられるのでしょうか。
そして、昨年の夏が「特別な夏」とするのであれば、今年の夏はいかなる夏になるのか、まだまだ先行きが全く見えません。