オンラインマラソンという虚構新聞のようなネタがあるらしいので調べてみた結果

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現在、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、各地でスポーツイベントの中止が発表されています。そんな中、こうした状況でも開催できる新しいイベントの形として「オンラインマラソン」なるものが話題になっています。虚構新聞のネタにありそうな響きですが、実際のところどういったものなのか、調査をしてみました。

各地で開催予定

こちらは「東北・みやぎ復興マラソン」の公式Twitterの投稿。被災地に新たな賑わいを創り出すとの想いから2017年に始まった同イベントですが、昨年は台風の影響で中止、今年は新型コロナウイルスの影響で中止と思うように開催できない状態だったそうです。しかし今年は

大会は中止でも、何かしら復興を支援することはできないか。
私たちが出した答えは「東北・みやぎ“オンライン”復興マラソン」の開催です。

新型コロナという先が見えない戦いの最中でも、復興の力になるため。
そして、初回大会から繋いできた復興への想いを未来へと繋げるため。

引用:東北・みやぎ”オンライン”復興マラソン

こういった強い想いから「オンラインマラソン」という形で開催することを決定したそう。

実はこの他にも、オホーツク網走マラソン札幌マラソンなども、同じ形での開催を発表しています。

オンラインマラソンとは?

普通のマラソン大会と違うのは、なんといっても「全国どこからでもエントリーできる」ことでしょう。オンラインの名の通り走る場所に指定がなく、GPSにより距離を記録するため現地に行かなくても参加できるのです。

そして多くの大会に共通するのは、開催期間中に指定された距離を走ることで完走となること。つまり参加者はいつ、どこを何度走ろうが自由なのです。今までマラソン大会に参加したことがないような人でも、この仕組みであれば気軽に参加することができますよね。

さらに参加賞や完走賞としてその土地の名産品などが用意されていることも多く、競技というよりもイベントという色が強いことが特徴と言えそうです。

ネットでは賛否の声が

この試みに喜ぶ人もいる一方で、今までのマラソン大会の良さがなくなってしまっているという人も。一部ネットユーザーの間ではこんな声が上がっています。

外出自粛要請の期間中に運動不足解消のためランニングを始めた人も多いのか、最近街中ではランニングしている人の姿をよく見かけるようになりました。こうした新しい試みを続けることで、今後さらにランニング人口が増えていくかもしれませんね。

マラソンといえば、以前自宅でハーフマラソンを完走した人が話題になっていました。

source:東北・みやぎ”オンライン”復興マラソン

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