大阪のお好み焼き屋のある張り紙が、まるで広島県への宣戦布告だと炎上する事態に

image:写真AC

関西の名物といえば、お好み焼きやたこ焼きといった粉物を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。同じ粉物では、広島焼きもよく知られた食べ物として挙げられます。それぞれ違った美味しさがある料理ですが、今回、あるお好み焼き屋に張られたポスターの内容を巡ってネット上では議論が交わされています。

あるお好み焼きチェーン店の張り紙が物議を醸す

今回の騒動のきっかけとなるのが上の画像です。お好み焼きチェーン店、ぼてぢゅうに張られらた1枚のポスター、その内容が店側も意図しないであろう話題を呼ぶことになります。

お好み焼きの本場関西「ぼてぢゅう」監修の広島風お好み焼きです

ぼてぢゅう監修広島風お好み焼き

ポスターにある文言は上記になります。

この投稿に対して、ネット上では広島県への宣戦布告ではないかと、すぐに大きな注目を集めることとなります。

お好み焼きの本場というワードが火種に

上記のポスターの内容に対し、一体何が火種となったのか気になりますよね。

関連するTwitterの投稿を追っていくと、どうやらポスター内のお好み焼きの本場というワードが一部のネットユーザーの反感を買ったようです。

広島県民と思われるユーザーから怒りの声続出

このポスターの内容について、こだわりを持つ、広島県民と思われるネットユーザーから怒りの声が続出します。

広島県民からすると広島風と広島焼きとでは大きく意味合いが変わるようで、後者の表現を使われるのは許せないという声も多数見られます。

他県の方からすると共感の難しい部分になるかもしれませんが、該当の地域で暮らす人ならではのこだわりがあっても何ら不思議はありません。

最終的にどっちも美味しいという結論へ

該当のポスターを巡っての議論はしばらく続きますが、やがてある一つの結論へ向かって事態は収束へ向かいます。

最終的には別にどちらの表現でも構わない、広島風とか広島焼きという表現には高級というポジティブな意味合いが込められている、といった平和に向かう投稿が見られるようになります。

そして大阪風広島焼という商品を投稿するユーザーも。この投稿にはお互い様で良いんじゃない、という意味合いが込められている気もします。

食べ物の話題は意外とトラブルになりやすいようで、以前にもアメリカ人がイタリア人と日本人を怒らせる料理を作ったと話題になりました。

今回はどちらも美味しいということで平和な方向へ着地しましたが、旅行や出張の際に名物の食べ物の話をするときは少し言葉を選ぶようにするのが賢明かもしれません。

source:ぼてぢゅうグループ