韓国の高校で出された日本語の試験問題、日本人だと逆に解けない難問と話題に

日本人であれば日本語は母国語。喋れて当然の言語です。しかし昨今は国語力が落ちているなどと言われており、よくSNS等でも「延々と」を「永遠と」や「一応」を「一様」、「いう(言う)」を「ゆう」など間違っていたりするのを見かけます。しかし「流石に日本語は間違えない」という方でも非常に難しい、韓国の高校の日本語の問題が話題になっておりました。

え?同じでは?

か「ん」こく
1.じて「ん」しゃ 2.し「ん」かんせん 3.さ「ん」ぽ 4.で「ん」わ 5.こ「ん」ばんわ

に「っ」き
1.が「っ」こう 2.ま「っ」すぐ 3.あさ「っ」て 4.き「っ」ぷ 5.き「っ」て

さよ「う」なら
1.と「う」きょう 2.ちゅ「う」ごく 3.「う」ん 4.す「う」がく 5.ゆ「う」びんきょく

こちらがその問題。どうやら「」の部分と発音が同じものを選ぶ問題のようです。いや...その部分の発音なんて全部同じでは?となりませんか?

全くわからない

そうなんです、日本人からすると問題の意図をつかみかねるのです。え?だって同じ「ん」だし、「っ」だし「う」でしょ?といった具合に。しかしココには日本人だからこそ気付きにくい日本語の発音の秘密が隠されているようです。

正解はこちら。ローマ字で書くとわかりやすいらしい。

発音には、例えば「ん」を例にとると「ng」「n」「m」「nk」等といった種類があるそうです。つまり連続する言葉につられて微妙に変化するという事のようです。たしかに言われてみれば少し発音に違いはあるのかもしれませんが、実際に日本語ネイティブな日本人からするとあまり意識しない所なので全くわかりませんね。

日本語は実はパラオ共和国でも公用語として使われていたりするらしいので、日本人らしく日本語くらいはマスターしておきたいとは思いますが、子音や母音の発音まで気にしてはいなかったですね。

画像掲載元:写真AC