納豆の自動販売機、深夜に「わら納豆」を買いに本場茨城に行ってみた

納豆自販機

image:秒刊SUNDAY

納豆といえば茨城県、特に県庁所在地の水戸市のイメージは圧倒的に納豆という方も多いはず。納豆の有名メーカーは近隣の日立市や常陸太田市にもあるのですが、今回は「関東で最初に設置された」という納豆の自動販売機がある「ひたちなか市」に行ってみることに。先にお伝えすると、24時間買えるけど暗い時間は避けたほうがいいですよ……。

関東初!納豆の自動販売機があったけど……夜は暗すぎ問題

場所は茨城県ひたちなか市にある、JA常陸津田直売所。入り口横に、ひっそりと佇んでいるのが納豆自販機です。

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スーパー銭湯なんかによく置いてある、お菓子やパンが入っている自販機ですね。そこに納豆が入っているのですが……下記の写真はカメラの露出を上げまくって、なんとか写っている状態なんですよ。

納豆自販機

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実際に肉眼で見ると下記のようになります。自販機周りは真っ暗なのに、遠くの明かりが反射して中がほとんど見えません。現地にいるとほぼ暗闇で怖いんです!

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どうやらお札が使えないようなので、小銭必須。昼間であれば、直売所で買い物してお釣りをいただくことは可能。

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水戸の有名納豆メーカー、だるま食品さんの協賛で設置されているとのこと。なんとも渋い看板ですが、関東地方で初めてということは他の地方には以前から「納豆自販機」があるみたいです。

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今回は「わら納豆」が欲しかったので、目を凝らしてなんとか購入。昼間の明るい時間帯の購入を心から推奨いたします。ほとんど何も見えん……。

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後日、昼間に来て確認してみました。角度的に光の反射がひどく、中を写真に収めるのはほぼ不可能。中を見ると、わら納豆やレトルト納豆カレーに通常のパック納豆などが入っていました。

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購入した「わら納豆」を食します

1食分で150円のわら納豆。水戸のご当地ゆるきゃら「みとちゃん」のパッケージに入っています。真っ暗だったので適当に購入したのですが、これは大正解かも。

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中身は、ガチ過ぎるゴリゴリのわら納豆!藁の中にはビニールも何も無し、文字通り藁で包まれた希少なわら納豆。これを作るには、手間もコストもハンパないですから150円は激安!これがいつでも自販機で購入できるとは、さすが茨城としか言いようがありませんよ。

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小粒の納豆は、付属のタレを入れるといい感じに粘り気が出てきました。口に入れてみると、藁の香りがほのかにして、噛むと大豆の自然な甘みとタレのダシを感じることができます。普段食べているパックの納豆とは、旨味と香りが段違いでした。これはご飯がすすみますってば!

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「本物」の藁に入った納豆。一般的にお土産売り場で売っている「わら納豆」は大型なモノが多く、一人では食べ切れずに残してしまいがち。こちらの一食分わら納豆であれば、お値段も手軽で食べきりサイズなので、お試しにもってこいですよ。

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24時間購入可能ですが、明るい時間帯に購入するのを推奨。茨城といえばやっぱり納豆、せっかくなので自販機で購入してみてはいかがでしょうか。ちなみに隣接の直売所では、干し芋や季節の野菜も激安だったりします。

少々場所は離れておりますが、同じひたちなか市に「干し芋」の自販機もあるんです。こんな時代だからこそ、無人で購入できる自販機巡りってのもアリですよね。

source:本場水戸「だるま納豆」