滝が虹色に光る!熊本県小国町期間限定の鍋ヶ滝ライトアップツアーに参加してみた

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全国旅行支援が始まり、いよいよGoToトラベルキャンペーンの時のような活気が観光業界にも戻ってくるのではないでしょうか。旅行の行き先は迷うこともありますが、期間限定のイベントを盛り込むとレアな感じが旅行を格上げしてくれるのではないでしょうか。期間限定で「虹色の滝」が見える、熊本県小国町のライトアップツアーを候補に入れるのもいいかもしれません。

鍋ヶ滝ライトアップツアーとは

鍋ヶ滝は熊本県小国町にある名物の滝の一つです。約9万年前に起きたとされる火山の大噴火が元の火砕流により川が埋め立てられてできた「水のカーテン」と呼ばれるスポットです。

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この「水のカーテンの裏」を昼間は通ることができ、観光スポットとして人気です。

以前昼間にも行ったことがあるのですが、昼間はこんな感じです。

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そんな元々人気な鍋ヶ滝で、カラフルに色が変わるライトを施し、期間限定で「カラフルな虹色の滝」が見られるツアーがあるのです。

1013日〜15日、113日〜5日の合計6日限定の貴重な秋のライトアップツアーとなっています。金額は大人1,000円です。

大人1,000円/小・中学生500円/未就学児無料

1日限定が60名、予約できるのは、「開催当日に小国町内に宿泊する人」です。予約方法は小国町HPか、JTB熊本支店ホームページからとなっています。

鍋ヶ滝ライトアップツアーに実際に行ってみた

杖立温泉に宿泊したため、夜20時に杖立多目的駐車場から迎えのバスに乗り、そこから約15分。

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バスは無事に鍋ヶ滝の駐車場に到着。足元に気をつける、コーンよりも先には行かない、怪我は自己責任など、注意事項をスタッフさんから受け、21時半にはバスに戻ってくるよう伝えられてから、いざ出発です。

真っ暗な中に、道標のように階段の手すりに所々ライトがついています。

無事に降り立つと、そこには魔法がかかったかのように美しい色で七変化する鍋ヶ滝の姿がありました。

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筆者が訪れた時はちょうど開始2日目だったので、地元熊本県のテレビ局が水場に三脚を立て、美しい滝の撮影をしていました。

参加者が一斉に携帯電話やカメラを取り出し、撮影しだすので筆者も便乗します。

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最初は白色の滝を堪能していたのですが、少し時間が経つと滝が色づき始めます。

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ピンクになったかと思いきや紫に、ブルーになったかと思いきや緑、黄色、赤と華麗に姿を変えていきます。

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最初はとにかく滝に見惚れて写真を撮り続けていましたが、なんとこんな暗い中でも、綺麗な滝と一緒に撮れるとのことで、早速撮っていただきました。

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スタッフの方に聞くところによると、去年開催時の反省点を活かし、しっかり人の顔も滝と一緒に撮って楽しめるよう、顔に当たるライトを新しく複数設置したとのことでした。

おかげで顔がはっきり見えますね!全てiPhone撮影です。最近のスマホはすごい!

そんな風に興奮しながら滝を楽しんでいると、テレビ局の方が筆者にインタビューしに来ました。

興奮冷めやらぬまま、「こんなにカラフルだとは思っていませんでした!」と大阪人丸出しの調子でコメント。見事採用頂いたのがこちらです。

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熊本県小国町は、新幹線熊本駅から車でおよそ1時間半のところにあります。決してアクセスがしやすいわけではないですが、このライトアップツアーは、少し足を伸ばしてでも来る価値が十二分にあると感じました。

九州といえば福岡でラーメンのイメージが強いかもしれませんが、「今年の秋どこか出かけたいな」と行き先に迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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