ミイラといえば、死んだ人を墓の中で保存しておく技術で、古代エジプトの文化として有名です。死んだ人間をつかうということで、どことなく不気味な印象もありますが、すでに亡くなっている以上、動くことはありえません。しかしながら、今回紹介するミイラはなんと、瞬きをしたという都市伝説が囁かれているのです。
まばたきをするミイラが話題に
イタリアのシチリア島で、約100年前に亡くなった「ロザリア・ロンバルド」ちゃんのミイラが話題となっています。
ロザリアちゃんは、2歳の頃に死亡。しかしその姿が「あまりにも美しい」ということで、多くの見物客が訪れております。
実はロザリアちゃん、100年前に父親があまりの悲しみに死を受け入れられず、せめて傍らにおいておきたいという気持ちで、ミイラ化させたのだとか。
その保存状態は異様なほど良く、臓器は無傷。彼女の脳はまだ50%残っているのだという。
しかもちょっと不気味な言い伝えもあるんです。
見物客いわく「彼女がまばたきをした……」というのです。つまり、彼女がまだ生きていて何らかのメッセージを送っている……ということなのでしょうか。
確かに、まばたきをしてもおかしくないほどの保存状態。とはいえ科学的にあり得ない話ではあるので、専門家などでは「単純な光のトリックではないか」「生きている様に見えただけではないか」と懐疑的です。
はたして、ロザリオちゃんは本当にまばたきをするのでしょうか。それとも何か別の仕掛けがあるのでしょうか。
Source:デイリー・ミラー