冬は「グラコロ」春は「てりたま」。まるで季語のように登場するマクドナルドの「てりたま」。今回は新作メニューということで「厚切りスパイシーベーコンてりたま」が登場しております。名前を聞くと、厚切りスパイシーなベーコンが入ったてりたま、というイメージです。はたしてどのような味わいなのでしょうか。そして普通の「てりたま」とはどう違うのでしょうか。
「厚切りスパイシーベーコンてりたま」を注文
さっそく「厚切りスパイシーベーコンてりたま」を注文。セット価格は750円と少々根が張るが、せっかくなので食べてみたい。そして普通の「てりたま」とはどのような違いがあるのでしょうか。
まずは、こちら普通の「てりたま」です。
テリヤキバーガーに「たまご」がサンドされております、おなじみの商品。登場当初の1996年は、あまり「てりやき」と「たまご」の相性は良くないのでは!?と思っておりましたが、いつの間にか市民権を得て、春の定番となりましたね。
ソースは、テリヤキソースにスイートレモンソースが使われており、まろやかな味わいです。
では、それを踏まえ「厚切りスパイシーベーコンてりたま」のほうをアンボックス!
ベーコンが追加されただけで、随分と印象は変わります。
また、テリヤキソースは同じですが、こちらはスパイシーということで、ハバネロの辛味とガーリックのコクが隠し味の「ハバネロマヨソース」を使用。
とにかく辛さを求める方が喜ぶ逸品なのかもしれません。
断面を見てみると、想像以上にベーコンの存在感がある。厚切りといったものの、正直「たいしたことないんじゃないか」と思っておりましたが、想像以上です。
そして「ハバネロマヨソース」も全体を覆い、既に辛そうな印象。
ということでさっそくいただきます。うん、これは……。
「辛い!」
油断した。完全に油断しました。ベーコンの存在感に気を取られておりましたが、相手はハバネロソース。コイツの存在が「無」であるわけがありません。すべての味を吹き飛ばすほどの辛さ。
外はまだ肌寒いのに、何でしょうこの汗は。一人で食べるのは良いですが、他の方と一緒に食べると、滝汗に心配されるかもしれません。
ただ、その後に来る「旨味」は、辛さ好きにはたまらない「余韻」。後味は良い。
肝心のベーコンのほうですが、正直そこまで必要性は感じない。味はあるのですが「辛さ」と「てりたま」で十分。そこにベーコンが入ると、やや交通渋滞を起こしてしまう。
では、普通の「てりたま」と「厚切りスパイシーベーコンてりたま」どちらがうまいか、と言われると、正直迷います。ただ「厚切りスパイシーベーコンてりたま」の「ベーコン抜き」であれば「厚切りスパイシーベーコンてりたま」の勝利かもしれません。(本末転倒ですが)
ということで期間限定の新作「厚切りスパイシーベーコンてりたま」、こちらの「マックフィズ」と合わせ、ぜひとも食べてみてください。
厚切りスパイシーベーコンてりたま
単品 ¥ 450
バリューセット ¥ 750
Source:マクドナルド