エゲツない甘さのマックスコーヒー、ペットボトル1本に練乳がどのくらい入っているのか調べてみた

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みなさんは「マックスコーヒー」をご存知でしょうか。元々は千葉と茨城(&栃木)限定で販売されており「チバラギコーヒー」として人気を博していました。その「マックスコーヒー」はエゲツないほど練乳の甘さが際立っているのですが、実際にどのくらいの練乳で再現できるのか実験してみることにしました。

とにかく甘い!ジョージア・マックスコーヒー!

以前は「MAX COFFEE」として利根コカ・コーラボトリング(千葉・茨城・栃木※)でのみ販売されていましたが、ジョージアブランドとして再編されてからは全国で見られるようになりました。しかし、その知名度から現在でも千葉・茨城・栃木中心に販売されているようです。(茨城では下記のような自販機を見かけることがあります)

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※チバラギコーヒーと呼ばれていたのは、栃木県のみ遅れて販売が始まったからだと言われている。

「マックスコーヒー」の練乳度合いを実験してみます

実ははるか昔にコカ・コーラ社のお客様相談室で訪ねたことがあるのですが、当然のように一蹴されました。企業秘密なので当然なのですが、若かった筆者はあまりに無謀でした。そんなわけで今回準備したのはマックスコーヒー、練乳、無糖コーヒー。これを使ってどのように量るのかというと・・・

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無糖コーヒー100mlに練乳を足していき、マックスコーヒーと味を比較するという超アナログな方法。まずは練乳5gから試してみたのですが、ほぼ甘くない!ほんのりミルク・・・これ、練乳使い切ってしまうかも。

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少しづつ練乳を足したところ、100mlに8gの練乳で見た目はほぼ同じになりました。しかし!味が全く違います・・・

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練乳を20g入れたところ色は更に白くなったのですが、味が全く近づかないので2つの仮説を立ててみます。

・コーヒーが濃すぎる

・練乳以外にめちゃくちゃ糖分を足している

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仮説を立ててみたのですが、一つは仮説じゃないですね。しっかりと砂糖が使われているのを成分表で確認できたのですが、引き返せないので練乳だけで押し切ります!

なんとか味を近づけていきます・・・

ありとあらゆる配分で味を近づけていったところ、数時間かけてほぼ同じ味に到達しました。ただしマックスコーヒーは砂糖を使っているのに対し、今回の実験では練乳のみを使用したため色合いは全く別物となってしまいました)

無糖コーヒー 40ml

水 60ml  練乳 25g

これをマックスコーヒーペットボトル(500ml)換算してみると・・・

無糖コーヒー 160ml

水 240ml  練乳 約100g

練乳は便宜上1g≒1mlで計算しています

なんと、無糖コーヒーと練乳だけを使ってマックスコーヒー500mlと同じ味を作ろうとした場合「練乳は100g以上必要」ということがわかりました。マックスコーヒーの乳分は練乳100%なのですが、原材料に通常の砂糖も使われているため今回の実験は【参考記録】になってしまうのが悔やまれます。

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念のため茨城県民として言わせてください・・・「マックスコーヒー」めちゃくちゃ美味しいので、見かけたら飲んでみてください。甘いから飲まないというのはもったいない!知らずに飲むと、吹き出すほど甘いので注意が必要ですけどね。

マックスコーヒーで思い出すのが、筆者が神奈川に頻繁に通っていた頃「マイコーヒー」というコーヒーを見かけて頻繁に飲んでいました。味はほぼマックスコーヒーと同じ味だったのですが、やはり神奈川県民にとってのソウルドリンクなのでしょうか。

また、筆者は飲んだことがないのですが自販機に640円の高級缶コーヒーがあるらしいです。マックスコーヒーは500mlペットボトルが自販機価格140円。約4.5倍の価格差のコーヒー、一度飲み比べてみたいものです。

source:ジョージア「MAX COFFEE」

画像掲載元:SS.ナオキ