中1の(-1)×(-1)=1を示せという問題が話題に

image:秒刊SUNDAY

多くの人が嫌な記憶を持っているものの一つとして学生時代の勉強が挙げられるのではないでしょうか。しかし、年齢を重ねてから問題を見返してみるとあっさり解法がわかったり、また新しい発見があったりということも少なくありません。今回話題になっているのも、まさに新鮮な面白さを感じられたというものに該当しそうです。

中1の(-1)×(-1)=1を示せという問題が話題に

今回話題になっているのは、

(-1)×(-1)=1を示せ

という多くの人が見おぼえがありそうな問題です。中学校で習い始めるであろう方程式の問題です。なんとなく-×-は+になる、証明を求められる問題があったかも、と記憶している人が多いのではないでしょうか。

本来、解を出すこと自体は難しくない問題なのですが、この投稿に対するリプ欄の内容が盛り上がりを見せています。

大学レベルの知識を使うと深い話に

当初はこの問題に対してわかりやすい解説が投稿されていました。

とてもわかりやすい説明に見えます。中学校1年生への指導であれば十分に感じますが、話題はどんどんハイレベルな方向へ進んでいきます。

高校数学の知識を使った考え方も投稿されていきます。一般的な中学生数学のレベルは既に逸脱してます。

公理的手法を用いた負の数に対する演算の指導法

という内容にまで触れる人も現れます。ここまでくると大学レベルの話題になります。

その設問自体が法則なのではないか、という意見までみられます。中1向けの数学のはずが哲学的な話になってきました。

学びなおすことの大事さを伝える意見も

問題の解き方だけではなく、勉強の大事さを伝える趣旨の投稿も確認できました。

他にも確かにと頷けるツイートもあり、つい読み入ってしまいます。大人になってから改めて勉強しなおすことで、新たに学べることもあるかもしれません。

以前にはドラゴンクエストで勉強できるドリルも話題になりましたが、学生時代以降も勉強を続ける姿勢は持ち続けたいものです。