トカラ列島で地震発生、課長のマスクが凄すぎて話が頭に入らないと話題に

Image:秒刊SUNDAY

9日午前11時頃、鹿児島県十島村の悪石島で震度5強の地震が観測、多くの人が不安を抱く状況となっています。震度5強となるとかなりの揺れとなりますが、幸い、観測された11時頃の段階では津波の心配もなく、けが人も確認されていないとのことでした。今後もまだまだ気は抜けませんが、ネット上では地震に関連する会見にも注目が集まっているようです。

トカラ列島で震度5強の地震が観測

冒頭でも触れたように9日11時頃、トカラ列島近海を震源とする地震が発生し、鹿児島県十島村・悪石島(あくせきじま)で震度5強の強い揺れが観測されました。

なおトカラ列島近海では12月に入ってからも度々地震が観測されており、SNS上では「凄い頻度で地震があったから大きな地震が来るのではと思っていた」という旨の投稿も見られます。以前から不安を抱いていた人も少なくはないのかもしれません。

まだ警戒は続ける必要がありますが、地震が確認されてすぐの時点ではけが人や津波の心配はないとのことでした。この後、また大きな揺れが発生することがなければ良いのですが。

気象庁が会見を行うもマスクが気になる人続出

今回の地震の観測を受け、気象庁による会見も行われました。

会見内容は「今後も震度5強に匹敵する地震が起きる可能性はあり、引き続き警戒が必要」といった重要な内容ではあるのですが、会見で話をされている気象庁の束田進也地震津波監視課長のマスクに注目する人も多いようです。

「マスクが気になって動画に集中できない」「見るたびに凄いマスクだなと思う」といった投稿もSNS上では多く見られます。確かに普段使用している一般的なマスクとは異なる形状をしていますよね。これを不思議に思ってしまう人がいても無理はないでしょう。

しかし、この透明なマスク、実は聴覚障害者の方とコミュニケーションを円滑にするため、といった極めて重要な意味を持つものとして利用されています。以前にも上の報道のように大きく取り上げられたことがありますのでご存知の方も多いでしょう。

特に今回のように災害に関連する重大事であれば、正しい情報の伝達は極めて重要です。見慣れないマスクでの会見は少し不思議に映ることもあるかもしれませんが、理由を知ると納得ですよね。

以前にも、トカラ列島では地震の頻発が確認され沢山の人が不安を感じていました。会見にもありますようにまだ油断はできないようですし、近隣住民の方はくれぐれも注意してお過ごしください。