自粛警察の次は、マスク警察などが増殖、深刻化

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不謹慎狩りや、自粛警察など、世の中のためを思って行う行動が過激化し、社会問題に発展することは、このような有事の際はよくあることですが、もちろん彼らは良かれと思って行うという、本来の意味での「確信犯」であります。そんな確信犯的な方々で新しい警察が登場し話題を読んでおります。

マスク警察が登場し始める

NHKなどの報道によりますと、このところ自粛警察に続き「マスク警察」なるものが登場しているとのことです。これは、マスクをしていない方に対し「マスクをしていない」と指摘し場合によっては相手に危害を加えるという行為に及ぶようです。

マスク警察側からしてみれば確かに、マスクをしないことで、ウイルスを拡散する恐れのある人物を抑え込むことができるわけですので正しい行動ではあります。

しかしながら、マスクをしなければならないというルールもなく、あくまで自己判断という状況下、ある意味強要するというこの行為はまた社会問題に発展する可能性もあります。

自粛警察も更に深刻化

更に自粛警察も深刻化し、県外ナンバーの車が次々と、張り紙をはられたり、傷をつけられたりするという迷惑行為が多発しております。

もちろん「マスク警察」と同様、彼らの行う行動は間違っていないと信じて行っているはずですので、この辺の良い悪いの線引が難しいという点は問題点ではあります。

しかしながら、他人に危害を加えてしまうという点では、許されるものではないのかもしれません。

自粛警察の問題でも様々な社会問題を引き起こしましたが

両者の言い分がなかなか複雑化し、そして明確な判断がしかねる件が山程あり、しばらくこの騒動は続いていくのかもしれません。

Source:NHK