コロナウイルスの問題で、日に日に需要の高まるマスク。ネットでは依然として高い値段で取引されていたり、実社会ではそもそも売られていないなどの問題もあり、入手困難であることにはかわりありません。そんななか、こちらのマスクが売れ行きを伸ばしており、なかなか購入することが出来ないようです。実際に購入してみた結果、とんでもないことに。
これが首掛けマスクです
さて今人気の首掛け型のマスクといえばこちらの、クロニタスから販売されている首掛けマスクです。これは、ウイルスや細菌などの除去をする成分「二酸化塩素発生剤」は入っており、これを身につけることで、ウイルス(コロナなど)にもかかりにくいのではないか、というものです。
二酸化塩素とは、よくプールで撒かれるあの白いやつです。独特の塩素臭がするわけですが、プールで使用されているということは、実例があるのでなんとなく、効果はありそうではあります。
中には、塩素を放つサラサラと音を立てる薬が入っており、あのプール臭がします。
この効果があるかどうかは正直わからないのですが、品質表示に基づく表示を見ると、ウイルスを撃退するという目的ではなく「消臭剤」と記載されている点に関しては、なんとなく察しが付きます。
実際に使ってみた結果
さて前置きが長くなりましたが、これを実際に使ってみた結果を紹介したいと思います。もちろん効果の程はわかりかねるのですが、独特の塩素臭により、なんとなく効いている感があるのと同時に、少し気分が悪くなるという点は、むしろ逆効果にもなりうるので注意です。
また、マスクをしなくてはいいわけではないのですが、マスクをしない場合、当然相手に飛沫感染させる恐れもあるので、マスクをしたほうがベター。つまり、マスクを外す目的で使うのはよろしくないかと思われる。
それ以上に、予想外の効果が発生しおりました。
それは・・・
バスなどで席を譲られる
このマスクをしていると、なぜかバスなどで席を譲られます。
あ・・・どうぞ。 という感じで。
ハテ。
何故席を譲られるのか、このマスクが臭いのかな。
色々考えたところ、周囲から体調が悪いのか?と聞かれたので、それを突き詰めた結果、どうやらこのマークを付けている人と勘違いしているようだ。
そのマークとは
※画像掲載元:写真AC
障害者マークです。
このマークをぶら下げていると、障害者であるという証になるのですが、当然周囲はその状況を察して、満席の場合、席を譲るという行為を自然に行います。
つまり、障害者の方であると勘違いされるのです。
ましてや、一般の人はこのようなマークをしょっちゅう見かけるわけではありません。従って、似たようなものをぶら下げていると、どうやら障害者ではないか?席を譲らなければ。
と思わせてしまうようです。
障害者であると騙してしまう恐れもある
従って、健常者であるのに、障害者であると誤解させ、結果的に相手を騙したり、嘘をついてしまうなんてことになりかねません。
これは違うんだ、と必至にアピールすればよいのかもしれませんが、それもなかなか手間であるし、毎度のごとく、相手に気を使わせるのも酷です。
救急マーク「+」が、どうやらそれを彷彿させるので、別のイラスト例えば萌えアニメ系とか、デカデカとマスクとかくとか、すればよいのかもしれませんが、認知度が低いせいか、色々敷居が高い。
結果的に、現段階ではこれは外したほうが良いと、心に誓ったのです。
いつしか普及すればよいですが。
お気をつけください。
画像掲載元:秒刊SUNDAY