人を好きになる理由は様々だと思いますが、自分でもよくわからない要因も少なくないでしょう。今、ネット上に投稿されたある衝撃的な説が大きな話題となっています。その内容に驚く人もいるかもしれません。しかし、もしかしたら皆さんの中にも「わかる」と共感できる人がいるのではないでしょうか。では、早速その内容を紹介していきます。
人は親切に”した”相手を好きになる説
「人は助けてくれた相手よりも助けた相手を好きになりやすい」って言うこの世の終わりみたいな人間のバグを皆は知ってるか。尽くせば尽くす程にのめり込んで離れられなくなってるのは自分なんだよ。「この人には私がいないと駄目」っていうのは大抵が「この人がいないと私は駄目」と同じ意味なんだわ。
— 勇者たつまる (@Tatsu___0) February 21, 2021
話題になっている投稿はこちらです。”人は助けてくれた相手よりも、助けた相手を好きになる”という衝撃的な内容がSNS上で大きな注目を集めています。
一瞬驚いてしまいますが、似た話を以前にも聞いたことがある気もします。
誰かを支援しようと手を差し伸べるときの明らかなメリットには、自分自身の心配事からしばらくの間離れられるというものがある。
→良いことをすると、健康と幸福感が改善する理由https://t.co/6gU8ubOmCQ
— Forbes JAPAN (@forbesjapan) October 6, 2020
もしかしたら、こちらの記事を見た記憶がある、という人もいるのではないでしょうか。
これまでの研究では、他者を支援する人は他者の支援に時間を使わない人よりも幸せで、精神的・身体的な健康水準が高いことが示唆されてきた。
引用:Forbes
詳しいことは省略しますが、人へ親切な行いをするということは、体の健康面、幸福感を増大させるとのことです。もしかしたら、今回の助けた相手を好きになるというメカニズムとも関連性があるのかもしれませんね。
「わかる」との声が続出
この投稿に対し、ネット上では共感を中心に様々な反応が寄せられています。多くのユーザーが少なからず、似た経験やそれに準ずる体験を持っているということなのでしょう。
助けるほど好きになるし、好きになればなるほど、助けたい気持ちも芽生えてしまいますよね。大学生の頃に友人が「◯◯ちゃんを守れるのは俺しかいない!」と告白したら、相手に「何から守るの?特に守ってもらいたいことないけど。」と返され、変な感じになったと言っていました。
— 実家が全焼したサノ🏠 (@sano_sano_sano_) February 21, 2021
「助けるほど好きになるし、好きになるほど助けたい気持ちが芽生えますよね」という声も。
こちらの内容に近しいことを感じた経験を持つ人は多くいるのではないでしょうか。
そもそも頼られること自体、嬉しいものですし。
「依存される」ことに依存してしまう、共依存という現象。
DV被害者が暴力を甘んじて受け入れてしまうような極めて残酷な心の作用なんですよね。 https://t.co/bb4drNrLUP— モーパッサン (@Oishi_Jun) February 21, 2021
一方で「DV被害を受け入れる心境に通ずるものがあるのでは」「共依存ですね」などの意見も。
状況によってはネガティブな作用をもたらしてしまうこともあるかもしれませんね……。
また、「これらの心の動きは親子間や教師と生徒間にも同じことが言えるのでは」という印象的な感想も寄せられていました。
上記以外では「親切を仇で返すような人間は好きになれない」というもっともな意見も。それはそうですよね。
必ずしも悪いことではない
内容だけ見ると、何だか恐ろしい心理に感じてしまうかもしれませんが、決して悪いことだけではありません。
この法則をうっすら知ってるから
夫くんにも引き続きたくさん助けてもらいながら生きていくわ https://t.co/lWfTXCJHjP— はぴママ♀(1y7m)ケトジェニックダイエットお休み中 (@Shi_Yu_do_ko) February 22, 2021
こうした心理の動きを理解した上で、助け合いの精神でコミュニケーションを深めることができれば何も問題はないはずです。
人間関係全般を通じて言えることかと思いますが、お互いがお互いのためを思って行動することが大切ということなのでしょう。
少し似た話では、異性を落とすための方法も話題になりました。
source:Forbes