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コロナで閉店相次ぐライブハウスに、アーティストが立ち上がり楽曲で支援活動はじめ話題に

今、ライブハウスや飲食店は未曽有の危機に瀕しています。つい先日、札幌で18年続いてきた札幌COLONYというライブハウスが閉店を発表、バンドマンである筆者も開店当初からお世話になり続けていたハコなだけに非常にショックを受けました。そして、この事をサカナクションの山口一郎さんらがツイートしたことをきっかけにTwitterのトレンドでも取り上げられていました。

動揺が日本中に広がる

道内でも有名アーティストを輩出し、道外からも様々なアーティストがライブをしに来ていたCOLONYがなくなるというニュースは、一気に楽観視していた人々にも戦慄が走りました。

東京都では、アーティスト支援策も

アーティスト。ライブハウスをやっている店主も同じく夢を仕事にしているのでお仕事を貰えなくなる苦悩はついて回ります。東京都ではこのようにアーティストへの支援策も出てきましたが、国からの補償や支援策を待たずに仕事場が無くなってしまうという場所が出てきている以上、一刻の猶予もありません。

もう、思い出の場所をなくしたくはない

そんな中、決してお金が沢山あるわけではないバンドマンが、これからまた同じようにライブハウスがなくなっていくのは見たくはない、という思いで支援を決意したのがこちら。今まで育ててもらった場所に少しでも恩返しをするため、自らの楽曲をサイトに上げ、その売り上げを寄付するという仕組みです。

行かないから、関係ないから、ライブハウスなんて...という声も多いです。しかし、ウイルスより厄介なのはそのようにお互いを認め合えない気持ちです。

札幌だけでなく、コロナの影響を受けていこれからライブハウスはどんどんなくなっていくでしょう。ライブハウスやミュージシャンのみならず、お互いを助け合うように考える事こそが、人類が勝利する鍵なのではないでしょうか。

画像掲載元:秒刊サンデー