ファンがいわゆる「推し」に応援や好意を伝えるために用いる方法の一つが手紙でしょう。電子メールやSNSを使った方法も主流になりつつありますが、手書きならではの温かみを感じられる直筆の手紙は今も人気です。現在ネット上では、意外な推しからの意外な返信が届いたと話題になっているようです。
推しから返事の手紙が来た
どんな形であれ、推しからの返事、しかも直筆の手紙が届いたとなれば感激でしょう。今SNS上で推しから手紙の返事が来たとの報告の投稿が話題になっています。
話題になっている理由は、意外な人物から意外な内容の手紙であったからのようです。
あばばばばばばばばばばはばばば pic.twitter.com/OBG86XbOIC
— しろめし (@Okome_love_34) October 3, 2020
添付されている封筒を見ると、なんと今回返事を送ってくれた推しは麻生太郎氏とのこと。麻生氏と言えば現在の副総理であり、そんな人物から手紙が来ること自体稀有な経験と言えるでしょう。
そして気になる手紙の中身はというと・・・
麻生さんの誕生日に手紙送ったら手書きでお返事もらえた、まって、ほんとにやばい、涙出てる、やばい、麻生さん大好き pic.twitter.com/Fo3Bpbd76e
— しろめし (@Okome_love_34) October 3, 2020
投稿者は麻生副総理の誕生日に手紙を送っていたとのこと。封筒の中身は麻生副総理から直筆の手紙が。これは投稿者の方が感激するのも自然なことと思えます。まさか直筆の手紙で返事がもらえるとは予想していなかったでしょう。
手紙の内容は恐らく・・・
なんとなく、きっと素晴らしいことが書かれているのだろうとは思うのですが、達筆過ぎる文章は読むのが難しい場合も少なくありません。
SNS上では文面の読み解きを始める人も現れます。
天下為公…となって頑張っておりますが
この度は励ましの御手紙を頂戴し
誠に嬉しく御礼申し上げます
麻生太郎
て書いてあるのかな?達筆だけど丁寧だねえ…「天下為公」は麻生さんの目標格言なんだね~ https://t.co/x95h3dvLBO— あこ🤐 (@akpd850y) October 4, 2020
ツイートを見ても概ねの意味合いは理解できますが、本文内、「天下為公(てんかいこう)」というフレーズは聞き慣れない人も多いのではないでしょうか。
筆者も知らない単語だったのでネットで調べてみました。こちらの文章が非常にわかりやすくまとめてくれているかと思います。
古代中国の『礼記』の一節にある為政者の政治理念を説く言葉。天下は為政者のものではなく、民のものであるということを意味する。
どうやら民主主義の理念を示す言葉のようですね。麻生氏の座右の銘でもあるようで、そう考えると非常に重たさのある言葉に感じます。
さすがの人心掌握術と絶賛
今回の手紙の返信に対してSNS上では「達筆過ぎる」「麻生さんのファンサービス、ヤバい」など絶賛のコメントが多く寄せられています。
麻生さんはパーティーとかでちょっと話しただけの人でも、毛筆でお礼状が来るらしいね。そのために、名刺にその人が何話したかとかメモって、それがお手紙に盛り込まれていたりするらしい。副総理からこれやられたら堪らんわな。凄まじい人心掌握術。あと、達筆過ぎてヤバイ。 https://t.co/V6UvIcKQc1
— しもちゃん(右近衛大将) (@SSh934IjAq6Z47I) October 4, 2020
他にも麻生氏のマメさを表すエピソードの投稿なども。普段の豪快なイメージと若干ギャップを感じる人も少なくないようです。
総理時代から返信ありましたよー。さすが麻生さん変わってない🥲・・・。なんだか豪華になってる気もするが。 https://t.co/OYg0aixYKI
— Naratak (@Naratak1) October 4, 2020
「総理時代にも返信きたことありますよー」といった投稿も。総理や議員宛に手紙を出す人は意外と多いのかもしれません。
麻生氏といえば成人の日の発言が話題になったこともありましたが、今回の手紙の返信では意外な一面が見れたと感じる人も多かったのではないでしょうか。
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