コロナウイルスの影響で似た名前のホテルが嘆き、ネットで同情集まる。

現在中国で猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、日本でも4人の患者がいるということで、決して他人事ではなく、むしろこれは世界中を震え上がらせる、とんでもない病気と言っても過言ではないのかもしれません。そんなコロナウイルスに似た名前の企業や、商品が割と切実に訴えております。

コロナウイルスとは関係ないぞ

やはりといいますか、案の定、コロナウイルスに似た名前の企業が嘆き悲しんでおられます。いわゆる風評被害のようなものですが、そもそも「コロナ」という言葉そのものが、割とよく使われる一般用語ですので、悪いイメージが付いてしまうと多くの企業に影響が出ます。

こちらの「大阪コロナホテル」様は、そんな影響を受けた企業のひとつで、コロナウイルスとは全く関係ないと、切実に訴えております。

確かに、今回のウイルスとは全く関係のない企業であればよいですが、ホテルとなると、特に海外の方々が「コロナ」という名前に敏感になっており、勘違いを起こす可能性もありそうです。

この状況にネットでは

「コロナホテルさんが可愛そう」「同情する」「また利用したい」

などの意見が寄せられており、コロナホテルを支援する動きが出ております。

その他「コロナ」という名前を扱う企業や施設・商品はまだたくさんあり、違った意味合いで今回の名前が話題となってしまい、しばらく頭を悩ませる事態が続きそうではあります。

コロナウイルスの名前の由来

ちなみに、コロナ(Corona)とは、太陽の周りに見える自由電子の散乱光であり、皆既日食などの際に見えるあの放射状の光です。

もちろん、このコロナウイルスはそんな太陽コロナ(ラテン語で王冠:coronam)に似ていることから由来すると言われているようです。

人や動物の間で広く感染症(かんせんしょう)を引き起こすウイルスで、構造が太陽のコロナ(ラテン語で「王冠(おうかん)」)に似ていることが名前の由来といわれる。

https://mainichi.jp/articles/20200125/dbg/048/040/006000c

引用:毎日新聞

あの成人式の着物の企業と名前が似ているということで発生してしまった風評被害

メディアの影響で今後もこのような問題を抱える企業が増えそうではあります。

画像掲載元:pixabay