「キットカット」といえば郵便局でも買うことが出来るくらいメジャーなチョコレートですが、最近中身が小さくなってしまったということで話題になっています。小さくなっただけではなく、砂糖を減らしておからパウダーや全粉乳を使っているとか。実際に大きさや味がどのくらい変わったのか、徹底比較することにしました。
「キットカット」が大きくリニューアル
9月14日から新キットカットが発売されていました。どうやら「食べやすいサイズ」になって「砂糖10%減」というところがポイントのようですが、はたしてどのくらい変わっているのでしょうか。
【本日発売】
みんなの声から...💬
おいしさそのまま❤
新"キットカット"誕生🍫❤#日本全国ブレイク化計画👇もっと知りたい人https://t.co/ke8CqQW53y pic.twitter.com/LATtiReZKh
— キットカット (@KITKATJapan) September 14, 2020
新旧「キットカット」を比較してみます。
近所のドラッグストアに新旧パッケージのキットカットが併売されていたので、無事に入手しました。まずはパッケージの大きさから比較していきます。
新キットカット 縦8cm 横12cm
旧キットカット 縦9cm 横12cm
横は全く同じ大きさで、縦が1cm新パッケージが小さくなっています。
その他パッケージの違いとしては旧キットカットが全面から上に開けるのに対し、新キットカットは横から開けます。こちらは旧版が少しの衝撃でパッケージが開いてしまう欠点を改善しています。
次に個別包装の大きさを比較します。
新キットカット 縦4.5cm 横7.5cm
旧キットカット 縦4.5cm 横8.0cm
こちらはパッケージとは逆に、縦が同じ大きさで横が旧キットカットのほうが若干長くなっています。
続いて中身の大きさを比較してみます。
新キットカット 縦2.8cm 横3.8cm
旧キットカット 縦2.8cm 横4.5cm
こちらも個別包装と同じで縦は変わらず、横幅に差が出ていました。「KitKat」のマークは全く同じ大きさです。
重さに関しては筆者の量りでは0.1g単位を量ることが出来ないため、パッケージの表示で確認。
新キットカット 1枚9.9g
旧キットカット 1枚11.6g
非常に重要な「糖質」の比較をしたかったのですが、旧キットカットのパッケージには糖質や食物繊維の記載がないため正確な比較が出来ませんでした。炭水化物全体が減っているので、おそらく糖質も多少減っているものと思われます。(糖質=炭水化物ー食物繊維)
肝心の味はどう変わったのか・・・?
味に関しては、食べ比べても全くわかりませんでした。ものスゴいキットカットマニアの方がいらっしゃればわかるのかもしれませんが、筆者の舌では全く判別不能です。断面もウエハースも全く同じに感じますので、単純にキットカットの横幅が小さくなったと思って間違いないでしょう。
細かくカロリー計算をしてみた結果
新キットカット 1枚9.9g 54Kcal 1gあたり約5.45Kcal
旧キットカット 1枚11.6g 64Kcal 1gあたり約5.52Kcal
カロリーに関しては、砂糖を10%カットした割には誤差と言っていいレベルでしか減っていませんでした。おそらく糖質をカットすることとに注力したのではないでしょうか。あくまで推測ですが。
新旧「キットカット」違いのまとめ
・大きさが約85%になった
・パッケージの大きさは縦が短くなり、誤開封を防ぐ改良がされた
・個別包装、中身とも横幅のみ短くなった
・砂糖を10%カット、豆乳おからパウダーと全粉乳を追加
・グラムあたりのカロリーはほぼ変わらず
・糖質はカットされているが正確な数字は不明
・味が変わったかどうか、ほぼわからないレベル
いかがでしたでしょうか。筆者も疲れた時にお世話になっているキットカット、小さくなってしまったのは寂しいですが随所に企業努力の跡が見られる結果となりました。みなさんも疲れた時はキットカットで休憩してみてはいかがでしょうか。
筆者も疲れてきたので「Have a break, Have a KitKat.」そろそろコーヒーブレイクにしようと思います。
キットカットの楽しみといえば、各地方で販売されてる限定品。筆者もお土産にもらうことも多いんですけど、どの味も美味しいんですよね!
画像掲載元:SS.ナオキ