全焼した首里城に衝撃の真実が発覚してしまう。

2000年に世界遺産登録された、琉球王国を代表する日本の遺産である首里城が延焼するという痛ましいニュースが流れ、日本中が悲しみに暮れる事態となっています。今回火事に遭った首里城は実はレプリカであり過去にも火事、そして戦争で消失、更に今回の火事と幾度となく首里城再建を繰り返してきた建物だったのです。首里城というとあの鮮やかな朱色が印象的ですが、実は本来は全く違った色をしていたというのです。

火事と再建を繰り返す

2019年10月31日の未明に起こった首里城の火災は、日本人の心に深い悲しみをもたらしました。

しかし、過去にも消失をしており何度も首里城再建をし復活を遂げています。

首里城というと、輝くばかりの朱に染まった壁や柱。

そして瓦までもが朱に染められ青空に映えて美しさを物語っていますが、実は昔の首里城の瓦は朱色ではなかったというのです。

首里城の瓦の色は灰色だった!

青空に映える首里城の赤瓦は、沖縄のイメージの一つと言えるのではないでしょうか。
今から400~500年前の首里城は、板葺き屋根でした。1660年に火事になり、再建した首里城は、瓦葺きになりました。しかし瓦の色は、発掘調査によると、赤ではなく灰色の瓦が出たそうです。赤瓦になったのは、また火事で首里城が焼けた後、1715年に再建した首里城からです。

引用 http://oki-park.jp/sp/shurijo/about/3798/3828

首里城公園のHPの首里城の赤瓦について記載されている部分を見ると「発掘調査では灰色の瓦が出土した」という記載がありました。

「首里城=赤」というイメージしかなかった人も多いことから、かつては瓦の色が灰色だったと言う事に驚いた人も多かったのではないでしょうか。

1715年に再建された首里城から瓦の色が赤くなったと言う事ですが、時を超え、色や形を変えて現在の首里城となり日本人に愛されてきたことは間違いありません。

沖縄出身の芸能人も数多くいますが、沖縄県民だけでなく日本中から愛されている建築なので首里城再建についても注目が集まります。

画像掲載元:写真AC