読めたら漢検1級の実力あるかも!こんな漢字本当にあるのかよ!

こんな漢字を見たことがあるでしょうか。適当に作ったわけではありません。実在する漢字です。漢字検定1級の配当漢字となっています。日常会話の中で、使われることがある言葉ではあります。しかし、会話の中にこの言葉が出てきたとしても、頭の中にこの漢字が浮かんでくる人はそうそう多くはないでしょう。この漢字、読むのが難しいのはもちろんですが、書くのはもっと難しそうです。一体、何と読むのでしょう。

答えです。

この漢字は、「いびき」と読みます。

「鼾」という漢字には「鼻からでる干声」という意味があります。干声というのは大きな音という意味だそうですから、「いびき」というのは鼻からでる大きな音ということですね。

この漢字は何と読むでしょう。

「海星」という2文字を1文字ずつに分けると、「海」と「星」ですね。なんとなく想像できてしまうかも知れません。

答えです。

この漢字は「ヒトデ」と読みます。

「海」と「星」に関係のあるもの、海にいて星の形をしているものといえば、ヒトデですね。ヒトデが星の形に見えるのは日本人だけではなくアメリカ人やドイツ人も同じように見えるようです。英語ではstarfish,ドイツ語ではseesterneとよばれているようです。

では、この漢字は何と読むでしょう。

「土」と「竜」という漢字を組み合わせていますよ。土の中にいる竜という意味でしょうか。

答えです。

この漢字は「もぐら」と読みます。

もぐらという生き物が土の中にいることは確かですが、どのような姿をしているのかはわかりません。竜のような形をしているのでしょうか。

最後の漢字です。この漢字は何と読むでしょう。

「鳥」という漢字が使われていますから、きっと鳥ですね。では、その鳥の名前は何でしょうか。舌を100個も持っているのでしょうか。

答えです。

この漢字は、「もず」と読みます。

「百舌鳥」という漢字は、地名としても鳥の名前としても使われています。

「もず」という鳥は、色々な鳥の鳴きまねができることから、「百の舌を持つ鳥」つまり「百舌鳥」という漢字があてられたのだそうです。鳴きまねをしている「もず」を見てみたいものです。

漢字の読み方を調べる時に、その由来も調べてみると、なるほどと思ってしまうことがたくさん出てきます。

最近は漢字離れがすすんできて、読むことが出来るのに書くことができなくなってきたという人が多くなってきていると聞いたことがあります。読み方や由来を調べるなど漢字に接する時間が増えてくると、漢字に親しみを感じるようになって、漢字離れも幾分解消されてくるのではないでしょうか。

難読漢字の中には、今回のように生き物の名前を表しているものや、苗字を表しているものがあります。

これをふまえ

誰もが読めない難読過ぎる苗字

は、更に難読の問題でした。