「齷齪」は何と読む?読めたらすごい!意外と読めない難読漢字5選

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今や脳トレの人気定番ジャンルのひとつである「難読漢字」。例えば「埃及(エジプト)」「過る(よぎる)」などの難読漢字は、読めた時の達成感がやる気に繋がり、学ぼうとする意欲が向上するのではないでしょうか。今回は読めそうで読めない難読漢字をヒント付きのクイズ形式で出題いたします。全問正解を目指し、楽しみながらクイズにチャレンジしてくださいね。

【1】齷齪

「齷齪」は何と読む?

【ヒント】齷齪は、こせつくさま・こせこせするさまをさす言葉です。あ〇〇〇。「あ」から始まる4文字の言葉といえば?

答え: 齷齪→あくせく

齷齪という漢字の部首は「歯・齒(は)へん」です。「歯へん」の漢字は他にも、「齟齬(そご)」があります。これは物事が食い違って、意図した通りに進まないことをさす言葉ですよ。

【2】萌む

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「萌む」は何と読む?

【ヒント】萌むは、草木が芽を出す・芽吹く・ある感情・考えなどがうまれるといった意味があります。め〇む。「め」から始まる3文字の言葉といえば?

答え:萌む→めぐむ

また、萌という字一文字で「萌(たみ)」と読み、送り仮名を変えると、「萌す(きざす)」「萌える(もえる)」「萌え(めばえ)」「萌やし(もやし)」と読みますよ。あわせて覚えておきたいですね。

【3】戦慄く

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「戦慄く」は何と読む?

【ヒント】戦慄くには、恐怖・緊張・寒さなどのためにからだがふるえることといった意味があります。わ〇〇く。「わ」から始まる4文字の言葉といえば?

答え:戦慄く→わななく

また、「戦慄(せんりつ)」も戦慄くと同様の意味があります。「戦慄く(わななく)」と似た言葉に「戦く(おののく)」がありますが、「おののく」とは恐怖で体が震えることで、「わななく」は、恐怖だけではなく寒さや緊張などでも体が震えるという違いがありますよ。

【4】迂る

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「迂る」は何と読む?

【ヒント】迂るは、くねる・ねじけるといった意味があります。ま〇る。「ま」から始まる3文字の言葉といえば?

答え:迂る→まがる

「迂る」の送り仮名を変えると「迂い(とおい)」と読みます。この「迂」は「迂闊(うかつ)」に使われている漢字ですが、迂闊は注意が届かずにぼんやりとしている様子をさす言葉ですよ。

【5】摸る

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「摸る」は何と読む?

【ヒント】摸るは、手探りするという意味があります。さ〇る。「さ」から始まる3文字の言葉といえば?

答え:摸る→さぐる

また「摸る」の送り仮名を変えると、「模す(うつす)」もありますよ。この模すには、まねる・手本のまねといった意味があり、芸術作品などをそっくりそのまま写し取ることをさす「模写(もしゃ)」や、他のものをまねること・似せることをさす「模倣(もほう)」などもありますよ。

今回は読めそうで読めない漢字をご紹介しましたが、全問正解出来ましたか?

スキマ時間に難読漢字クイズに挑戦するのも、手軽に知識を得られるのでおすすめですよ。

Source:漢字辞典オンラインコトバンク