「海松」は何と読む?読めたらすごい!意外と読めない難読漢字5選

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「過る(よぎる)」「田る(かる)」など普段使う言葉なのに、漢字表記になると何と読めばいいのか迷ったりしませんか?今回は、そんな読めそうで読めない難読漢字をヒント付きのクイズ形式で出題いたします。日常生活の中でよく使う漢字なのに、送り仮名を付けることで難読漢字になるものも多くあったりします。頭を柔らかくし、漢字に触れ合う時間を楽しみながら、全問正解目指してチャレンジしてくださいね。

【1】海松

「海松」は何と読む?今回は、海岸沿いに生えている松をあらわす「海松(うみまつ)」以外の読み方です。

【ヒント】海松は、海藻の一種で、干潮線から水深約30mの岩上に生え、高さ20~40cmで食用にもなります。〇〇。二文字の言葉といえば?

答え:海松→みる

別漢字では「水松(みる)」とも書きます。その他、海藻の漢字は「和布・若布・若芽(わかめ)」、「鹿尾菜(ひじき)」、「水雲(もずく)」などもありますよ。

【2】憾み

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「憾み」は何と読む?

【ヒント】憾みは、心残りに思う・(思い通りにならず)残念に思うという意味があります。う〇み。「う」から始まる3文字の言葉といえば?

答え:憾み→うらみ

憾みという漢字が入った言葉には、激しい衝撃で震え動く、または震え動かすことをあらわす「震撼(しんかん)」・期待した通りにならずに残念に思う気持ちや、意図した結果にならずに不満足に思う気持ちをあらわす「遺憾(いかん)」などがあります。

【3】曳航

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「曳航」は何と読む?

【ヒント】曳航は、船が他の船や荷物を引いて航行するという意味があります。い〇〇。「い」から始まる3文字の言葉といえば?

答え:曳航→えいこう

曳航の「曳」に送り仮名を付けると「曳く(ひく)」と読み、引く、引っ張る、引きずるという意味があります。また、「航」は送り仮名を付けると「航る(わたる)と読み、舟で水上を移動するといった意味がありますよ。

【4】鹿茸

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「鹿茸」は何と読む?

【ヒント】鹿茸は、雄鹿の袋角である幼角のことで、強精強壮薬としても用いられます。ろ〇〇〇〇。「ろ」から始まる5文字の言葉といえば?

答え:鹿茸→ろくじょう

鹿茸の「茸」という漢字ですが、1文字で「茸(きのこ・たけ・ふくろづの)」と読み、送り仮名を付けると「茸る(しげる)」と読みますよ。あわせて覚えておきましょう。

【5】害う

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「害う」は何と読む?

【ヒント】害うは、物をこわして、だめにする・傷つけるといった意味があります。そ〇〇う。「そ」から始まる4文字の言葉といえば?

答え:害う→そこなう

害うの「害」に送り仮名を付けると、「害い(わざわい)」と読みます。また、害という字を用いた四字熟語には、利益がある一方で害もあること・良い点と悪い点の両方があることを意味する「一利一害(いちりいちがい)」、功績がある人の妨害をして、有能な人物を損なうことを意味する「妨功害能(ぼうこうがいのう)」などがあります。

今回も難問揃いでしたが、全問正解出来ましたか?読めなかった漢字をしっかり覚えておき、身に付けておきたいですね。

難読漢字といえば、侍る←は何と読む?意外な読み方をするので、ぜひ覚えておきましょう!

Source:漢字辞典オンラインコトバンク