「女川」←なんて読む!?東北地方の難読な地名漢字

image:秒刊SUNDAY

2011年3月11日、東北地方を非常に大きな地震が襲いました。東日本大震災です。その後、幾度となく東北地方で地震が発生し、あの頃の記憶を11年たった今でも呼び起こす人も少なくないでしょう。そんな矢先に本日3月17日、再び大きな地震が発生。震度6強という、東日本大震災に匹敵するほどの揺れを観測しました。そんな東北地方ですが、メディアでも頻繁にその「地名」を目にする機会が多くなりました。はたしてどれぐらい読めるでしょうか。

東北地方の漢字 その1:花巻

image:秒刊SUNDAY

さて、まず最初はこちらの「花巻」。

「花と巻」ですので自ずと「はなのまき」かな?と読んでしまいがちですが、実は違います。
正解は「はなまき」です。

石巻が(いしのまき)ですので、自然と「はなのまき」と読んでしまいそうですね。

東北地方の漢字 その2:大船渡

image:秒刊SUNDAY

続いてこちら「大船渡」。

おお・ふね・わたり?と読むことができそうですが、実は「おおふなと」と読みます。

非常に豊かな海産物の多い港で、周囲にはたくさんの旅館などが立ち並びます。新鮮な「ホヤ」なども名産ですのでぜひとも足を運んでみてください。

東北地方の漢字 その3:陸前高田

image:秒刊SUNDAY

こちらは頻繁に目にする機会が多かった「陸前高田」。

そのため、割と読める方も多いのかもしれませんが、正解は「りくぜんたかだ」。

サイボーグ化した「奇跡の一本松」のモニュメントが立っている場所でも有名です。この周辺には「陸前」系の地名が数多くあるので、混乱しないように覚えましょう。

東北地方の漢字 その4:閖上

image:秒刊SUNDAY

これはかなり難問。「閖上」

水の門の漢字がまず読めない方も多いハズ。正解は「ゆりあげ」です。

仙台市の少し南の名取市にあり、津波が発生し大変大きな被害を受けました。名取市震災公園には、犠牲になられた方が天に昇っていくイメージを表すと共に、復興に向けた決意を新たにする気持ちを込めたモニュメント「種の慰霊碑」が立っております。

東北地方の漢字 その5:女川

image:秒刊SUNDAY

こちらは原発がある地名「女川」。

「めかわ」「おんなかわ?」なかなか読みにくい地名ですが、正解は「おながわ」です。

「シーパルピア女川」というショッピングモールで、地域の名産品を購入することもできます。津波発生時、17m超の津波が高台の病院を襲いました。

今はのどかに見えるこの地方にも、非常に高い津波が襲ったという事実は、今後忘れてはいけないかと思います。

東日本大震災により、名前がメジャーとなった東日本の地名。名前を覚えるだけでなく、その地にどのような被害があり、どのようなことを学ぶのか。その点を考え、次の世代に伝えていくことが大事なのかもしれません。