「玉筋魚」は何と読む?読めたらすごい!意外な読み方をする超難読漢字5選

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難読漢字は、難しければ難しいほど読めた時に達成感が得られます。もっと知りたいというような学習欲や知識欲を高めるきっかけになるかもしれません。今回は読めそうで読めない、意外な読み方をする難読漢字を5問クイズ形式で出題いたします。それぞれ、ヒントも記載していますので参考にして、正解を導き出してくださいね。全問正解を目指してチャレンジしましょう。

【1】玉筋魚

「玉筋魚」は何と読む?

【ヒント】玉筋魚は、スズキ目の海水魚で、全長約25センチほどになります。佃煮の定番のあの魚ですよ。

答え:玉筋魚→いかなご

玉筋魚は、関東では(こうなご・こおなご)と言い、九州北部、山口県では(かなぎ)、関西では(いかなご)などと呼ばれたりと、地域によって呼び方が異なるそうですよ。

【2】首途

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「首途」は何と読む?

【ヒント】首途は(しゅと)とも読みますが、今回は別の読み方です。か〇〇。「か」から始まる三文字の言葉といえば?

答え:首途→かどで・しゅと

別漢字には、門出もありますね。首途の意味は、旅に出ること・ 旅立ち・ 物事が始まることや始めることです。

【3】蹐

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「蹐」は何と読む?

【ヒント】蹐とは、音をたてないように歩くことです。

答え:蹐→ぬきあし・さしあし

ぬきあしは、別漢字で抜き足と書きます。意味は、足音を忍ばせ、つまさき立てて歩くこと。足音を立てないために、足を物から抜き上げるように上げて静かに歩くこと。

さしあしは、別漢字で差し足と書きます。意味は音をたてないために、足を物にさし入れるようにつま先の方からそっと地面におろしてゆくこと。また、その歩きかた。

類義語は、忍び足・抜き足・差し足・すり足・探り足・猫足があります。

【4】跋扈

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「跋扈」は何と読む?

【ヒント】跋扈とは、魚がかごを越えて跳ねること。転じて、ほしいままに振る舞うこと・のさばり、はびこることをさす言葉です。ば〇〇。「ば」から始まる3文字の言葉です。

答え:跋扈→ばっこ

「跋」は、送り仮名を変えると、一文字で跋(おくがき)・跋える(こえる)・跋く(つまずく)・跋む(ふむ)と読みます。
また、「扈」という文字も送り仮名を変えると、扈う(したがう/つきそう)・扈る(はびこる)・扈い(ひろい)と読むので合わせて覚えておきましょう。

【5】蹠

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「蹠」は何と読む?

【ヒント】体の一部です。ここをこちょこちょされると、くすぐったい人も多いですよ。

答え:蹠→あしのうら

一般的にはあしのうらは、足の裏と書きますよね。また、蹠は(あしのうら)と読む以外にも「あしうら・あなうら」と読み、また送り仮名を変えると、蹠む(ふむ)と読みますよ。

今回は意外な読み方をする漢字を5つご紹介させてただきました。漢字からは想像できないような読み方もあったのではないでしょうか?ぜひ、楽しみながら秒刊SUNDAYの難読漢字で漢字に触れる時間も作ってみてくださいね。新しい発見があるかもしれませんよ。

Source:漢字辞典オンラインコトバンク