「吝嗇」は何と読む?読めたらすごい!性格・人柄にまつわる超難読漢字6選

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性格や人柄を表す漢字は意外と多く存在しています。例えば「謙虚(けんきょ)」「大雑把(おおざっぱ)」「神経質(しんけいしつ)」などです。今回は厳選したこのような性格を表す難読漢字を6問クイズ形式で出題いたします。その言葉は知っていても、漢字表記になると頭を抱えてしまう難問ぞろいです。ぜひ脳トレがてら、全問正解を目指して楽しんでくださいね。

【1】吝嗇

「吝嗇」は何と読む?

【ヒント】むやみに金品を惜しむこと・気持ちや考えが卑しいこと・心が狭いことをさす言葉といえば?

答え:吝嗇→りんしょく

また、吝嗇(りんしょく)と読むのが一般的ですが、当て字で「けち」という読み方もあるようです。

参照:コトバンク

【2】剽軽

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「剽軽」は何と読む?

【ヒント】アラフォー、アラフィフ世代なら知っているであろう伝説のお笑いバラエティ番組『オレたち〇〇〇〇〇族』といえば?

答え:剽軽→ひょうきん

剽軽の意味は、気軽でおどけた感じのすることやそのさまをいいます。言葉の使い方は「剽軽なしぐさ」「剽軽者」などです。

また、剽軽は(ひょうけい)とも読みます。その場合、意味は身軽ですばやいこと・軽率なこと・軽はずみなさまをさします。

【3】空者

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「空者」は何と読む?読み方は、そらもの、くうじゃではありませんよ。

【ヒント】意味は、中身がしっかりしていない人・うっかり者・ぼんやりとした人・愚か者のことをさす言葉です。

答え:空者→うつけもの

空者の由来ですが「うつけ」には「空っぽ」という意味があり、上記のような意味をさす、うつけものと呼ばれるようになったようですよ。

【4】溌剌

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「溌剌」は何と読む?

【ヒント】溌剌には、元気のよいさま・いきいきとしているさまという意味があります。は〇〇〇。「は」から始まる4文字の言葉とえいば?

答え:潑剌→はつらつ

別漢字もあり、溌溂もはつらつと読みますよ。溌剌の例文は「溌剌とした女性」「生気溌剌たる若者」などのように使います。

【5】孅い

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「孅い」は何と読む?

【ヒント】孅いには、いかにも弱々しく見える・弱々しいという意味があります。か〇〇い。「か」から始まる4文字の言葉。

答え:孅い→かよわい

孅いは、一般的には「か弱い」と表記されることが多いです。また、送り仮名を変えると、孅かいは(こまかい)と読みます。

【6】鷹揚

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「鷹揚」は何と読む?たかをあげると書きますが、たかあげではありません。

【ヒント】鷹揚は、意味は小さなことに拘らずおおらかなさま・上品でおっとりとしたという様子をさす言葉です。

答え:鷹揚→おうよう

語源は、鷹が大空に飛ぶ姿がいかにも自信にみち、おおらかである様子から出来た言葉のようです。

今回は、性格や人柄をさす難読漢字をご紹介いたしました。全問正解出来ましたか?

上記の他にも、性格や人柄をさす漢字も多数ありますよ。周りの人の人柄を辞典で調べてみるのも楽しいかもしれません。

難読漢字といえば、躱す←は読めますか?読めるようになると自慢出来ちゃいますよ。

Source:コトバンク(問1~4・6)・漢字辞典オンライン(※問5 孅いのみ)