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頭、顔、目、鼻、口、手、指など体にも色々な漢字が使われています。ですが、脹脛はふくらはぎ、腓はこむら、臍はへそと読むなど、意外と読めない難読漢字が数多く存在しています。なぜ体の一部にこの漢字が付いている?など想像がつかない意外性のあるものもあります。今回は読めたら天才レベルの体にまつわる超難読漢字をご紹介します。
靨は読めましたか?
「靨」は読めますか?
面という文字が入っているので、顔の一部なのでしょうか。
【ヒント】これがある人とない人がいます。笑顔になった時、頬に生じる小さな窪みです。
答え:靨(えくぼ)
難読漢字の雀斑
「雀斑」は読めますか?すずめはんではありません。
【ヒント】顔にできるアレです。茶色の細かい斑点で、色白の方の顔面にあらわれることが多いです。蕎麦殻(そばがら)に似ていることから名付けられたといわれています。

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答え:雀斑(そばかす)
読めたらすごい鳩尾
「鳩尾」は読めますか?はとおではありませんよ。
【ヒント】肋骨の下でお腹の中央にある窪んでいる部位です。別名、水月(すいげつ)、心窩(しんか)とも呼ばれています。

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答え:鳩尾(みぞおち)
なぜ、鳩の尾と書いてみぞおちというようになったのかというと、鳩尾(みぞおち)が鳩の尾の形に似ていることから使われるようになったようですよ。
超難問の臑
「臑」は読めますか?
【ヒント】他の漢字では、脛とも書きます。足の膝から足首までの部分をこう呼びます。

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答え:臑・脛(すね)
読めたら天才!顳顬
「顳顬」は読めますか?
【ヒント】他の漢字では、蟀谷とも書きます。目尻と耳の上の間にある、物を噛むと動く部位のことです。

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答え:顳顬・蟀谷(こめかみ)
諸説ありますが、顳顬・蟀谷(こめかみ)は、この部位が米を噛むと動くので「米噛み」が語源になったといわれています。
いかがでしたでしょうか?体にまつわる難読漢字、全問読めましたか?
漢字は難しいですが、読めるようになると何だかスッキリしますよね。
「項」←体の一部分の名称を表す難読漢字も読めたらすごいですよ。