「辣韭」←知っているのに読めない野菜の難読漢字4選!

「辣韭」というこの漢字をご覧になったことがおありでしょうか。漢字を見たことがなくても、そのもの自体を知らないという方は殆どいらっしゃらないのではないでしょうか。今回は、その名前を知っている、あるいは実物を見たことがあるのに、そのもののを漢字で示されるとなかなか読むことができないという難読漢字を4個出題してみました。その1個目が「辣韭」です。さて何と読むのでしょうか。

「辣韭」の読み方は...。

「辣韭」と書かれたこの漢字は「らっきょう」と読みます。

「辣韭」は中国が原産とされるネギ科の植物で主にふくらんだ鱗茎部分を食用とします。カレーライスを注文すると、辣韭や福神漬けが一緒に出されることがあります。

2個目の漢字です。

2個目の漢字は「大蒜」です。この漢字はどのように読むと思いますか。

「大蒜」の読み方は...。

「大蒜」と書かれたこの漢字は「にんにく」と読みます。

「大蒜」はネギ属の多年草で、香辛料として色々な料理に使われています。臭いがきつく、料理の種類によっては翌日まで臭いが残ったりします。「大蒜」という漢字は「おおびる」と読むこともあるそうですが、一般的には「にんにく」と読みます。「おおびる」は「にんにく」の古名だそうです。

3個目の漢字です。

3個目の漢字は「木耳」です。この漢字はどのように読むと思いますか。「木」と「耳」が組み合わされていますが、想像できますか。

「木耳」の読み方は...。

「木耳」と書かれたこの漢字は「きくらげ」と読みます。

「木耳」はキクラゲ属のキノコで、無味無臭です。中華料理などに使われています。

最後の漢字です。

最後の漢字は「糸瓜」です。この漢字はどのように読むと思いますか。素直に読むと「いとうり」ですが、ここでは別の読み方を答えて下さい。

「糸瓜」の読み方は...。

「糸瓜」と書かれたこの漢字は「へちま」と読みます。「糸瓜」はウリ科の蔓性の一年草で、茎から「糸瓜水(へちますい)」をとることができます。「糸瓜」のもともとの名前は「いとうり」といったそうですが、だんだんとよび方が変化して「へちま」になったそうです。

「そうめんかぼちゃ」のことを「いとうり」と呼ぶことがあるそうです。

「らっきょう」、「にんにく」、「きくらげ」などは、食べ物の会話をしているとよく出てくる言葉ではないでしょうか。しかし、会話をするときに漢字を思い浮かべている人は少ないのではないでしょうか。知っているものでも漢字になると読めないというものはまだまだたくさんあるかもしれませんね。

難読漢字の問題をみつけると、「どんな漢字が出題されているのかな?」なんて思って、ついつい引き込まれてしまいませんか。漢字の問題一覧 の中にもたくさんの問題があります。