「確り」←10人のうち7人は読めそうにない難読漢字4選!

今回は難読漢字の問題です。「確り」という漢字を見たことがあるでしょうか。「確」という漢字からは「確認」という熟語を思い出す人もいるのではないでしょうか。「確認」は「かくにん」と読みますが、「確り」は「かくり」とは読みません。漢字の読みは得意と思っている人でもなかなか読めないと思われるこの漢字、あなたなら読むことができるでしょうか。

「確り」の読み方は...。

「確り」という漢字は「しっかり」と読みます。

「人の話を確りと聞く」とか「あの人は確り者だ」などのように使います。この漢字を読むことができるあなたこそが「確り者」ですね。

次は「集る」という漢字です。

「集」という漢字は「しゅう」と読みますが、「集る」は「しゅうる」とは読みません。では何と読むのでしょうか。

「集る」という漢字は「たかる」と読みます。

「集る」という言葉は、「一か所に群がったり集まったりすること」や「おどかしや泣きつきで金品をとること」を意味していますが、聞いたことはあるでしょうか。

次は、「私か」という漢字です。

誰が見ても、「わたしか」と読めてしまいそうなのですが、この漢字は「わたしか」とは読みません。

「私か」という漢字は「ひそか」と読みます。

このような読み方をご存知でしたか。日本語って奥が深いですね。「ひそか」とは、「人に知られないように物事をするさま。」や「公のものを私物化するさま。」を表しています。「私か」という漢字を使う以外に、「窃か」、「密か」と書くこともあります。

「私か」は「わたしか」とは読まないと書きましたが、「私かあなたが...」などでは「わたしかあなたが...」と読むでしょう。使う場面によっては読み方が変わります。

最後の漢字は「晩い」です。

「晩い」に使われている漢字「晩」は「晩酌(ばんしゃく)」の「晩」です。しかし、「晩い」という漢字は「ばんい」とは読みません。どのように読むのでしょうか。

「晩い」という漢字は「おそい」と読みます。

「晩い」とは、「物事の進む度合いが小さい。」とか「動作・進行などに時間がかかる。」ことを意味しています。「遅い」という漢字を使うことの方が多いのではないでしょうか。

今回出題した「確り」「集る」「私か」「遅い」という4つの漢字は、どれもスラスラと読むことができる漢字ではないような気がします。しかし、難読漢字といわれるこれらの漢字をいとも簡単に読んでしまう人もいるのですよね。

読めそうで読めない難読漢字、どう見ても読めそうもない難読漢字など、漢字の問題一覧 には色々な漢字の問題があります。