「項」←体の一部分の名称を表す難読漢字4選!

「項」という漢字が難読漢字だなんて本当でしょうか。「項」という漢字を「こう」と読むことは誰もが知っていることです。確かにその通りです。しかし、「項」という漢字には別の読み方もあるのです。そして、その別の読み方というのは体の一部分の名称を表しています。着物を着ている人に対して、「項の美しい人だね。」などという表現に使うことがあります。今回の難読漢字は体の一部分を表しているわけですから、どの部分も毎日見ています。会話の中に出てくることもあります。しかし、その漢字を知っている人は少ないかもしれません。

「項」という漢字の読み方は...。

「項」という漢字は「うなじ」と読みます。この読み方は常用漢字表には出ていません。常用漢字表以外の読み方なので、「表外読み」といいます。

次の漢字は「肘」です。

「肘」という漢字は何と読むと思いますか。この部分をどこかにぶつけると、一瞬言葉を失ってしまうような痛みを感じる人が大勢います。

答えです。

「肘」という漢字は「ひじ」と読みます。「ひじ」という読み方は常用漢字表に出ています。この漢字を表外読みすると、「ちゅう」となります。

次の漢字は「脛」です。

「脛」という漢字は何と読むと思いますか。この漢字には、「けい」「はぎ」という読み方もありますが、今回は、みなさんがよく知っている体の一部分の名称を表す読み方を答えて下さい。

答えです。

「脛」という漢字は「すね」と読みます。「脛骨」と書かれているときは、「脛」を「けい」と読み、「脛骨」は「けいこつ」と読みます。

最後の漢字は、「踝」です。

「踝」という漢字は何と読むと思いますか。

答えです。

「踝」という漢字は「くるぶし」と読みます。「踝」というのは足首の両側にあるまるくつき出た部分のことです。「踝」という漢字は「かかと」と読むこともあるようです。

「うなじ」「ひじ」「すね」「くるぶし」というのは誰もが知っている体の一部分の名称です。そんなよく知っている部分なのに、漢字で書かれると、なかなかすぐに読むことはできないのではないでしょうか。

体の一部分の名称を表す他の漢字にも興味がわいてきませんか。漢字の問題一覧 には、別種類の難読漢字の問題も多数あります。

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