今年もあとわずか。来年こそはコロナを気にせず、今まで通りの1年を過ごしたいところです。そんな中、自宅で仕事・宿題・勉強をする機会が今年は多かったのではないでしょうか。そんな際にふと、忘れてしまいがちなのが、文字を書くという行為。仕事はほとんどがPC作業となり、久々に書く年賀状で「漢字」を忘れるなんてことも。そんな際に今回の漢字一覧をぜひとも見て学んでいただければと。
瓜系の漢字「西瓜」
さて瓜系の漢字で最も有名なものの一つがこちら「西瓜」。これが読めなかったら、夏はこれを食べちゃダメだ!なんて言いたくなるほどメジャーな漢字。
正解は「すいか」。そもそもスイカに漢字があることも驚きの方も多いのかもしれませんが、よく出る漢字なのでぜひとも覚えていただきたい。
瓜系の漢字「南瓜」
コチラも定番の瓜系の漢字。
西瓜(すいか)が西ならば、こちらは「南」。南の瓜といえば……。そうです「かぼちゃ」です。日本は、カンボジアから来たということで、その名前の由来のようです。
カンボジアは確かに南ですね。
参照:カボチャはどこからきたの
瓜系の漢字「胡瓜」
少し難しくなってコチラはどうでしょう。
「胡瓜」。正解は(きゅうり)。
モロに当て字のような名前ですが、語源としては「黄瓜」が「きうり」で「キュウリ」となったようです。
参照:語源辞典
瓜系の漢字「苦瓜」
さて、少し難しくなりコチラはどうでしょうか。
「苦瓜」。
自体を見ればちょっと想像できるのかもしれませんが、苦い瓜。苦い瓜といえば……。そうです、南の方にあるあの植物。
ゴーヤチャンプルのゴーヤです。確かに苦い瓜。しかしこれをどうやって「ゴーヤ」と読むのか、謎の多い漢字です。
瓜系の漢字「蔓無南瓜」
さてこちらは、超難関の瓜漢字。
読みも、字体も全く想像がつかない、知っている人のみが知る。知る人ぞ知る瓜漢字です。
そのまま読むと「まん・む・みなみ・うり」。南瓜はカボチャだから、カボチャ系?と思うのかもしれませんが、実はこの漢字……
「ズッキーニ」と読みます。
どこが「ズ」やねん!ということになりますが「蔓」は「つる」と読みます。ツルの無いカボチャ、ということで「ズッキーニ」。なるほど!わからん。
なにはともあれ、同じ瓜系の植物ですので、そのような漢字が当てられるのでしょう。瓜属性の植物には名前の漢字に「瓜」を入れる。名前が先なのか、それとも漢字が後ほど当てられたのか、気になるところです。