宇宙はまだまだ謎が残る点が山ほどあるのですが、実は地球にも謎は山程あります。もちろん現代においてもそうですが、過去に遡れば無限の謎が我々を待っております。そもそも過去に何が起きていたのか、正確な情報はわからないものの、推測はできます。そんな中、こちらのとんでもなく恐ろしい動物が生息していたとのことです。
2000万年前に海底に生息していた2m級の海生蠕形動物
海底から突如2メートル近い、長細い蛇のような生物が飛び出し、生物を鷲掴みにして巣に連れ込むというまさに恐怖でしかない生物が、2000万年前に生息していたということです。
この動物は、2300万年から530万年前の中新世に今のユーラシア大陸の海底に住んでおり、巨大な巣穴を形成し、獲物を待ち伏せていたということだ。
生物は、台湾北東部の海底層内に保存されていた319点の標本を用い、生痕化石を復元し判明。形状から「Pennichnus formosae」と命名。
実は、このような待ち伏せ型の生物の化石はほとんど存在しないということで珍しいのですが、現代の生物で言えば「オニイソメ」に近いのだという。
こんな生物が現代に存在するとなれば、ダイバーはたまったものではない。捕まったらたちまち巣穴に引きずり込まれ、咀嚼されてしまうだろう。恐ろしすぎる。
この結果は、論文「Scientific Reports 」に掲載予定だ。
Source:DailyStar