かぼちゃの煮付けといえば筆者にとって「おばあちゃんの味」なのですが、時間もかかるし味付けも難しいし自分で作るのはハードルが高いですよね。そんな「かぼちゃの煮物」を作るときに、どこのご家庭にもある「あの調味料」を振りかけるだけで劇的に美味しくなるライフハックをご紹介していきます。
かぼちゃを煮る前にかける調味料とは?
その方法とは、生のかぼちゃに砂糖をかけ、2時間ほど置いておくだけというものです。本当にこれだけで美味しくなるのか、実際に「かぼちゃの煮物」を作って試してみましょう。
前もツイートした気がするけど、これは暮しの手帖じゃなくて薬局の本棚にあったダンチュウの単行本だったかに載ってた「だけ料理」。カボチャに砂糖まぶして2時間くらい置いてから水と醤油だけ入れて煮るだけなのに味しみしみで今まで私は何やってたんだろうってくらい美味しい。 pic.twitter.com/ej6UQCXhSs
— ヒロヲカ (@shirlywang) September 21, 2020
かぼちゃに「砂糖」をかけるだけで準備完了!
まずはかぼちゃを用意します。皮が固くて切りにくいですよね・・・包丁の扱いに慣れていないと、本気で指を切り落としてしまいそうなくらい危ないです。
そんな時は、スーパーで売っている「カット済み」のかぼちゃを買いましょう。種の部分も取り除いてあるので、楽な上に日持ちするんです。売っていない場合は自力でカットしてくださいね。
次に、かぼちゃをボウル(鍋でもいいです)に入れたら、砂糖をまぶします。擦り込むようにするといいかも。
この状態でフタをして(しなくても可)、2時間放置します。
2時間寝るもよし、録画した半沢直樹を見るもよし・・・筆者は近所のカフェでフォンダンショコラを食べて、晩ごはんの買い出しに行きました。2時間あれば何でも出来る!
「かぼちゃ」を煮付けます!
ーー2時間後ーー
帰宅すると、かぼちゃから水分が出ていました!このまま煮付けていきましょう。
鍋に入れたら、麺つゆで煮込みます!え?麺つゆは手抜きだって?いいんです!料理はいかにして簡単に美味しいものを作るかが大切なんです!こんな便利なものを使わない手はありません。ちなみに濃縮3倍のこちらのめんつゆ、煮物には「1:5」と書いてあったので、麺つゆ100mlに水500mlを使いました。
実は麺つゆを切らしていてローソンに買いにいったのですが、これが麺つゆだとしばらく気づきませんでした。ボトルコーヒーと勘違いしてしまったよ・・・
そして強火で沸騰させてから弱火に戻し、フタを少しだけずらして煮込みます。筆者の環境では60分煮込みますが、使用するお鍋や火加減によっては焦げ付く可能性があるのでこまめに中身をチェックしましょう。
ーー60分後ーー
完璧!まさに完璧超人といっても過言ではない出来栄え!これはもう、煮物の達人。
かぼちゃの煮物が完成しました!うまそーっっ!!
「かぼちゃの煮物」を実食してみます
実は砂糖をまぶしていない「かぼちゃの煮付け」も用意してありますので、そちらからいただきます!・・・うん、かぼちゃの中にまでしっかりと甘じょっぱい味が染み込んでいて、かなり美味しい。お箸でつまんだだけでホロホロと崩れていくようでした。これでも十分に美味しい。
続いて、砂糖をまぶした方をいただきます!・・・お?これはさっきのよりもホクホクしてる。味が中にまで染み込んでいるのは同じなのですが、ホクホク感が出ていてしっかりとかぼちゃを感じることが出来ました。先ほどと比べると水分が少なく感じられますが、まさにベストの煮込み具合です。これはスゴい!
というわけで結果発表!
かぼちゃに砂糖をまぶしてから煮込むと
ホクホクでより美味しくなる!
もちろん煮込み方や使うかぼちゃ次第では上手くいかないことがあるかもしれませんが、今回は大成功なのではないでしょうか。しょっぱい煮付けがお好みでしたら、砂糖の代わりに塩でもいいのかも・・・誰か試してみて!今回もおいしく出来ました!ごちそうさまでした~!
かぼちゃといえば、もうすぐハロウィーンの季節。こんな事故を起こさないように、十分気をつけてくださいね。
画像掲載元:SS.ナオキ