木星の大赤斑に「生命のスープ」が存在する!?水の雲を検出

太陽系で生命が存在する唯一の惑星は今の所「地球」しかないわけですが、火星や、土星の衛星「エンケラドス」、木星の衛星「エウロパ」など、まだまだ可能性は秘めている星はあるのですが、実は木星にもその熱い眼差しが寄せられているようです。しかし木星は地面が無いのでは!?

水の雲を検出

科学者は木星の大赤斑に水の雲の存在を確認したということです。

実は木星には結構な量の「酸素」が存在します。これは分子水素(H2)で構成される木星の大気と、酸素(O)から結びつく、豊富な水(H2O)が存在できるというシミュレーション結果が得られたということです。(直接観測したわけではない)

大赤斑は、地球で言えば「台風」のようなものですが、比べ物にならないほど強力で巨大、そしてなかなか消滅しないとんでもない嵐です。

そんな大赤斑に水の雲があるということ自体、奇跡なわけですが更に酸素も豊富。更に木星の温度により生命が存在できる温度は十分にあり、つまり「生命のスープ」が大赤斑周辺に存在し、もしかしたら我々が期待するような「ヒト」は難しいとしても「バクテリア」ぐらいは飛んでいるかもしれませんね。

木星には地面がない

木星などガス惑星などは岩石惑星のような地面と呼べるものは存在しないという見解です。中心にあるのは、核がありその核が熱いガスを生み出していると考えられております。このような木星調査は、その謎を解明する手がかりにもなるわけですが、いずれにせよ今の人類が到達したところで、瞬時に消えてしまうほど猛烈な嵐が待ち構えていることは言うまでもありません。

ということでここに居る生物は、超微粒なバクテリアかなにかで、水の雲の中にそんな生物が舞っている可能性もゼロではなくなりましたね。

エンケラドスの地下にももしかしたら生命が居るのかもしれない

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やはり太陽系は実は生命の宝庫なのかもしれません。

掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-6116099/Water-clouds-inside-Jupiters-Great-Red-Spot-megastorm-raise-hopes-exotic-life-exist-there.html