和塩こと「ジオシティーズ」がついに終了!懐かしい画面も話題に

塩だの和塩だの鯖だの、かつてインターネット黎明期に様々な用語が飛び交っていた、ホスティングサービスのうちのひとつ「YAHOOジオシティーズ」がついにサービスを終了するということです。昨今のSNSの流れや時代のニーズに伴い利用者が減っていたものと思われます。

ジオシティーズとは

ジオシティーズとは、無料ホスティングサービスのうちのひとつです。現在は有料のものがおおく、無料のものはSNSやブログと言ったシステムが主流です。

似たようなサービスとしては「ロリポップ」や「さくらサーバー」などがありますが、機能が豊富でサーバーも業務に適しており個人レベルで扱うものではなくあくまで商用目的が多く、その分費用も発生します。無料で利用できるサービスはかなり珍しいわけです。

もととなる、「ジオシティーズ」は1994年にアメリカで誕生。その後1997年に日本法人ジオシティーズ株式会社が設立。2000年にYahoo!ジオシティーズとして運営され。アメリカでの誕生から24年、日本法人設立から21年、Yahoo!ジオシティーズとなってから18年が経過しております。

サービス終了を受け、公式サイトでは経緯を説明するとともに、ブラックホールボタンを押すと、かつてライクな画面が登場する仕掛けも登場し、ファンを泣かせております。

サービス終了の告知
https://info-geocities.yahoo.co.jp/p/close/index.html

過去のページ(WEBAchive)
https://web.archive.org/web/20000831225103/http://www.geocities.co.jp:80/

辞める理由

辞める理由は明らかにしていませんが以下のようにに説明

サービス終了の理由は、一言では説明できません。採算面や、今後システムを維持するためのテクノロジーに関する複数の課題などを総合的に判断した結果、これ以上の継続は難しいという判断に至りました。

ネットでは惜しむ声

当時はアンダーグラウンドな世界の用語でジオシティーズを「塩」と呼びアメリカのものを「米塩」日本を「和塩」と呼び、それらをまとめて「鯖(サーバ)」と呼んでいました。

なぜアンダーグラウンドだったのかといいますと、当時はホームページを持つということ自体が、割と情強で高度なIT技術を持つものも多く、詳しくは書けないが何かの取引の場として盛んに使われておりました。その際の隠語のひとつなわけです。

次々と消えてゆくあの頃良かったサイト

ネットではサービス終了を惜しむ声が聞かれます

画像掲載元:YAHOOジオシティーズ・ジオシティーズ