JASRACの「潜入捜査報道」で公式アカウントに誹謗中傷殺到!大炎上へ

日本における著作権を守っている謎の団体「JASRAC」が、とんでもない窮地に立たされております。きっかけは朝日新聞が報じていたJASRACによる「潜入捜査」の報道。これは音楽教室に調査員が潜入し、生徒に扮して著作権料を徴収するための証拠集めに使っていたようですが、ネットではこの報道に多くの批判が殺到しております。

音楽教室の著作権問題とは

これは2007年に音楽教室から著作権料を徴収するという報道からはじまるもので、案の定この報道後JASRACには多くの批判が殺到しておりました。そもそも音楽教室で楽曲を演奏することでなぜ著作権料が発生するのかということです。カラオケ屋であれば、なんとなく娯楽の為に徴収されるのはやむを得ないのですが、音楽教室ではわけがちがうようです。

ポイントは、「公衆」であるかどうか。音楽教室で行なわれる演奏は、「公衆」に対する演奏なのかどうか。このへんが争点になるわけですが、その矢先に新たな問題が発覚しております。

なんとJASRACが著作権料を徴収する目的で潜入捜査をしていたとの報道。これについてJASRAC広報は以下のように答えているということです。

演奏権は形に残らず侵害されやすい権利。調査は利用の実態を把握し、立証するために必要

引用:朝日新聞

つまり報道を認めていることになります。これで「公衆」のもとで演奏をしているという事実に紐づけ一気に裁判で勝利をもぎ取り、事実上音楽教室での演奏は著作権料が発生するという事実を作りたいJASRAC側の対応にネットでは怒り心頭。

いつの間にかできていたJASRACのニコニコ広報アカウント(@nico_jasracshow)に批判が殺到しているようです。

果たしてこの問題、JASRAC側が勝利をおさめるのか、それとも民意が反映されるのか。

音楽教室から著作権料を徴収するという問題

まだまだ先の見えないこの争いですが、我々の願いとしては一刻も早く騒動が落ち着いて、純粋に音楽を楽しむことだけに尽きます。