IOC会長、東京の緊急事態宣言と五輪開催は無関係と発言、大炎上に

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先日から取り上げていますオリンピック開催に関する話題ですが、IOC会長の発言が注目されています。東京ではコロナウイルスの感染拡大を考慮し、緊急事態宣言が決定されました。国民にとっては言うまでもなく一大事となりますが、IOC会長が「オリンピック開催と緊急事態宣言とは無関係」と発言し、ネット上では早くも批判が殺到する事態となっているようです。

IOC会長、緊急事態宣言と五輪開催は無関係と発言

現在も続く新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、政府は東京都、大阪府、兵庫県に緊急事態宣言を出す方向で施策を進めています。

ここ近日の感染の広がりは凄まじいものとなっていますから、こうした対応となることも致し方ないのかもしれません。

そんな中、IOCのバッハ会長が自身の考えを発言し、大きな注目を集めています。

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、東京都による緊急事態宣言の要請について理解を示した上で、東京五輪とは無関係という考えを明らかにした。

理事会後の会見で「緊急事態宣言はゴールデンウイークに向けた感染予防措置と理解している」とした上で「政府の全体的な方針に沿ったもので、東京五輪とは無関係だ」と語った

引用:ロイター

上記報道によると、「緊急事態宣言と東京五輪とは無関係だ」と語ったとのことです。

先日の「オリンピックは必ず開催する」といった発言も批判を集めましたが、今回の発言も批判を寄せられることとなっています。

「開催国がどうなっても構わないのか」「金のことしか頭にない」と大炎上へ

上記の発言に関して、ネット上では怒りの声が続出する事態となっています。

SNS上では「開催国がオリンピックによりどのような事態になっても構わないってことか」「支配者様の一般市民がどうなろうとかまわない感が凄い。今後もオリンピックなんてなくなればいい」「こいつの頭の中は人命よりスポンサーから入る金しかないんだな。日本は犠牲になれってことだよね」「開催国の緊急事態宣言が無関係な訳ないだろ」といった批判の声が殺到する事態となっています。

先日から度々、注目されているオリンピック開催に関する問題ですが開催の中止や延期を求める声が多くなってきているように感じられます。

現状では、国民の理解を得た上での開催とはならなそうですね。

東京都の緊急事態宣言に関してはこちらで取り上げています。

source:ロイター