あなたにはこの絵の中にどのような生き物が見えているでしょうか。あなたは多分、あなたに見えているものを何の疑いもなく確信をもって答えることができるでしょう。でも、もしかしたら、多くの人の中には、あなたとは別のものが見えている人がいるかもしれません。この絵の中にいる2種類の生き物が見えたとき、あなたは自分自身の目を信じられなくなるかもしれませんよ。
あなたに見えているものは...。
多分、今、あなたに見えているものはカエルですね。カエルが座っていて、何かをじっと見つめているように見えているのではないでしょうか。そんな風に見えているのはあなただけではなく、この絵を見ているほとんどの人がそのように見えているのでしょう。別の生き物なんて見えていないでしょう。
でも、もう一度よーくこの絵を見て下さい。別の生き物が見えてきませんか。いくら見ても、カエルにしか見えないというあなた、見方を変えてみて下さい。
見方を変えるってどういうことでしょう。
正面からだけでなく、ちょっと顔を傾けて見たりしてはどうでしょう。
絵を回転させてみましょう。
絵を時計と反対周りに90°回転させてみましょう。まだカエルしか見えませんか。
今、あなたに見えているのは馬ではありませんか。たてがみが垂れている馬が見えているのではありませんか。カエルの目だと思っていた部分が馬の鼻の穴になっています。カエルの口の部分は、そのまま馬の口の部分になっています。絵を回転させることにより別の生き物が簡単に見えるようになりました。
答えです。
最初の絵には、カエルと馬という2種類の生き物が描かれていたのです。
カエルしか目に入ってこなかったはずなのに、絵を回転させた瞬間に、今度は馬の絵しか目に入ってこなくなりました。見方を変えただけで他の絵が現れるように描かれている絵なのです。
最初に馬の絵が見える人もいるようです。そういう人は、絵を回転させるとカエルの絵が見えてきます。
しかし、実のところ、色々な絵の見方に慣れている人は、絵を回転しなくても、カエルの絵も馬の絵も見ることができるのです。あなたはもう、この絵からカエルと馬の絵が見えるということを知っています。そのことを知っているだけで、絵を回転させることなく、この絵の中に描かれているカエルと馬の絵を見ることができます。もう一度もとの絵を見てみましょう。
カエルの目は馬の鼻の穴...。
あなた自身に、「カエルの目は馬の鼻の穴になる、カエルの口は馬の口になる。」と教えてあげれば、それだけで馬の顔が見えてきます。
この種類の絵を何度も見るうちに、あなたの脳ミソは、絵を回転させると別の絵が現れてくる絵があることを学習します。そして、実際に絵を回転させなくても、絵を回転させた場合の新しい絵が見えるようになります。
画像掲載元:PUZZLE CITY NETWORK
今まで見えていたものが、なにかヒントを与えられることにより、別のものに見えてしまうことがあります。あなたが「騙されやすい度」チェック!この絵はアヒル?ウサギ? あなたに見えているものは、本当にあなたの意志で見ているのでしょうか。